登園・登校再開(幼稚園・小学校)

 7月から登園・登校が再開して1週間が過ぎました。
 笑顔の子もいれば、心配した面持ちの子もみられ、初日は様々でした。しかし、二日目になると、検温したり、ソーシャルディスタンスを守ったり、手洗いやうがいをしたりして、元気いっぱいに生活する様子が見られました。以下は、毎日の生活の中での幼稚園と低学年の担任の日誌にうかがわれる子どもたちの様子です。
 
【幼稚園】
 登校が始まって、初めての週末を迎えました。全員で過ごすと、密になる場面がいろいろあるので、どうなることかと気を揉んでいましたが、なんとか3日間を終えることができました。新しい生活様式に教員も子どもたちも、少しずつ慣れてきたと思います。今週は子どもたちも先生たちもみんな、気を張って過ごしていたので、週末にゆっくり休養して、また月曜日に元気に幼稚園生活を始められるように願っています。
 年少さんも、他のクラスの先生たちにお手伝いいただき、元気に遊び、給食をもりもり食べて帰っていきました。まだまだ朝の登園バスでお家の人と離れがたくて泣いたり、帰りに疲れて泣いてしまったりする子もいますが、保育時間中は楽しく過ごせているので、泣いている年少さんを幼稚園全体でサポートしていきます。   

 今日は、年長さんに、「バスの中で、泣いていたり困っていたりする年少さんがいたら、お世話をしたり面倒をみたりしてあげてね。」とホームルームで話すと、帰りのバスで、年長さんの中の一人が、眠いけど寝られない年少さんの頭をなでなでしてあげていたと園バス添乗の教員から報告がありました。年長さんにとっても成長のチャンスなので、異学年で関われることを増やしていきたいと思います。

      

 

【小学校】
~1年~

☆七夕の日
 今年はコロナ禍の中、例年のように「七夕子ども会」として楽しむことはできませんでした。しかし、それぞれのクラスで、短冊に願いごとを書いたり、笹竹を飾り付けたりして過ごしました。笹竹に短冊を結びつける作業を、子どもたち自身にさせてみました。すぐに助けを求める子がいるのではないかと心配していたのですが、どの子も、何とか工夫しながら笹竹に結びつけていました。自分なりの力で、あるいは友だちと力を合わせて困難に立ちむかおうとする気持ちの強さは、今後の生活に大きく影響します。
 今日は、なかなかよい感触を得ることができました。

  

 

~2年~
☆エダマメ収穫
 今日は校内にある畑に行って、エダマメの収穫を行うことができました。ところどころで霧雨になる時間がありましたが、気になるほどではありませんでした。湿度も高めで、なるべくレインコートを子どもに着させたくなかったのでよかったです。子どもたちは畑にたくさんできたエダマメに驚きながら収穫作業を行いました。初めは、おっかなびっくりだった子たちも徐々に作業に慣れていき、全員が無事収穫作業を終えることができました。学園の植栽の方々にたくさんお手伝いをいただきました。

☆七夕の日
 まず、「七夕とは何?」というところからみんなで確認を始めました。子どもたちには七夕にまつわる話を動画〈市川悦子さんのまんが日本昔話〉で見ました。七夕の成り立ちを知ってから、短冊書きと笹の飾りつけを行いました。この日は、エダマメの収穫で時間があまりなかったですが、子どもたちは七夕の雰囲気が感じられたと思います。