子どもたちの日常」カテゴリーアーカイブ

ホームルーム活動(4年) 『Trick or Treat!』 ハロウィーン企画

4年の子どもたちからの発案で、ハロウィーンにちなんだ企画が行われました。
3組は、2日間にわたってスタンプラリーを行いました。
企画した子どもたちはこれまでに3週間ほど、休み時間に話し合い、準備を進めました。その話し合いの中で、
「ただスタンプを集めるだけでは面白くないかも…」
と話し合いが進み、ラリーを謎解き形式に変更したり、企画を行うときに企画者が仮装をして雰囲気づくりをしたりする意見が出ました。試行錯誤を重ね、実行することになりました。準備不足かもしれないと不安を抱えながら、当日を迎えました。

   

初日の企画後、クラスからは「もう終わり!?」「楽しかった!」「もう少しやりたい!!」という声が聞こえ、参加者も企画者も大満足の様子でした。ただ、その後、今回の企画を振り返り、参加者からも意見をもらうと、やはりまだまだ改善の余地があることが判明しました。企画したメンバーは次の休み時間にすぐに集まって、明日に向けての作戦会議を始めました。

      

「事前に説明していたからスムーズに始められてよかった!」
「謎解きが難しすぎた…?」
「隠していた紙がわかりづらかったね…」
良い意見も厳しい意見も素直に受け止め、翌日に向けて改善できるところがないか探っている様子でした。
そして2日目。企画者は変更点や昨日の様子を踏まえた注意点を伝えてスタート!
前日に比べると周りのことを見ながらチームで協力して謎を解いていく姿が見られました。

休み時間はあっという間にすぎ、ハロウィーン企画は無事に終了しました。
その後の振り返りでは、今回うまくいったところやうまくいかなかったことを踏まえて、今度の遠足やクリスマス子ども会に生かせそうな提案を出している子がいました。今回のイベントは、子どもたちにとって気づきの多い時間になったようでした。また、今回の企画者たちへクラスの子どもたちから労いの言葉も多く、企画した子どもたちは大きな達成感を得た様子でした。

      

   

 

課外活動(5・6年) 『伝えたい!』 鉄~KUROGANE~

5・6年の希望者で構成されているソーランチーム「桐蔭学園小学校 鉄~KUROGANE~」です。今年度の練習方法、発表の場に当初は苦労していました。しかし、タブレット端末との親和性がとても高く、練習方法を工夫するようになってからは、活動の幅が広がりました。

★タブレットを使った「新しい活動!」
70名のメンバーは、1人1台のタブレットを持っていて、ロイロノートというソフトでお互いの意見を交換することができます。ソーランを踊るときのポイントや、新しい企画、本番演舞の反省や振り返りなどを、ロイロノートに提出して、それぞれの意見を共有しています。

「今回の演舞は、この点が良かったけれど、この部分が良くなれば、相手にもっと伝わる演舞になる。」➡「その部分を良くするためには、このような練習方法を導入してはどうか?」
➡「その方法は、こんなデメリットがあるので、この方法はどうか?」

のようにタブレット上でメンバーが意見交換をしています。
今では、

「次の目標は〇〇で行きましょう!」➡「そうすると、こんな企画をするのはどうだろう?」➡「それならこんなことも出来るかもしれない!」

と子どもたち同士でやり取りをしています。

ソーランという共通のつながりがある子たちなので、意見を共有してからの多様性の豊かさと、行動につなげる推進力がとても高く、タブレットは彼らのそういった力を「具現化」させてくれる強いツールとなっています。
10/26(月)からの練習では、子どもたちの投票(ロイロノートのアンケート機能)によって決まった新曲の発表があり、さっそく踊りの練習をしました。

   

5年生と6年生とがペアになり、それぞれが持っているタブレットを見ながら、どういう振りなのかを子どもたち自身が分析していく活動をしています。

ロイロノートの中に資料箱という共有できる場所があります。そこに演舞の動画を入れておき、子どもたちは自分のタブレットにダウンロードして視聴します。子どもたちは、リピートして何度も観たり、再生速度を変えて分析したりするなど、あっという間に機能を使いこなしています。

実際の合同でのペア練習は20分ほどでしたが、驚くほど新曲が踊れるようになっていました。先生が全体に教えるより、はるかに早く習得していました。

「この振りはどうやって体をうごかせばいいんだ?」「ここは右手が上かな」「この決めポーズ合ってる?」

という、自分たちでの教え合いが始まっていました。

   

総勢70名の35ペアで、35台のタブレットがフル稼働です。
これも新しい「鉄~KUROGANE~」のカタチです。新しい「子どもたちの勢い」を感じる今日この頃です。

 

小学校『ラーニングスペース、開設中!』

昨年度より小学校4年以下で読書の授業、今年度より幼稚園で絵本の時間が始まり、子どもたちの読書活動推進活動を行っています。
しかし、昨年度末より新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、図書室は入室禁止になっています。本年度の図書室は、自由に開閉できる窓がなく、短時間での換気が難しいためです。このままでは「子どもたちの自由な読書活動の早期再開が難しい」と考え、思い切って図書室を引っ越しすることにしました。
図書室の引っ越しは、今回のこととは関係なく以前から計画していました。「より開かれた場所」として、「意識しなくても学校の中心に常にある存在」としての学校図書館を目指していたので、引っ越し先やその際のプランなども検討していました。
そこで、夏休み明けからすぐに動き出しました。場所の確保が終わり、仮の本棚としてカラーボックスを購入してみんなで組み立て、せっせと本を運び込み……。9月17日に多くの人の協力のもと、図書室出張所としての「ラーニングスペース」が開設しました!
とは言え、運動会までの期間は練習スペースにもなっていたので仮の本棚と蔵書の一部を置いただけの簡易的スペースでした。運動会終了後は本棚やワークスペースなどを増やし、「読書・学び・情報の中心地」となるべく少しずつ進化していくことでしょう。
桐蔭の子どもたちとともに進化を続けるラーニングスペース、どのようなものになるのか、とても楽しみです。


教室4つ分の広いスペースを使っています。(今はがらんとしていますが……)


休み時間にはたくさんの児童たちが集まります。


ベンチに座ってたり、床に座ったり。


ラーニングスペースで読書の授業もしています。この日は階段に座って読み聞かせを聞きました。


授業でおすすめ本に帯を作りました。みんなの作品で、ラーニングスペースがにぎやかになってきました。

※10月16日(金)に運動会が終わったので、本格的にスペースを作成しています。
また、ご報告いたします!

 

運動会練習(幼稚園)「だんだんできるようになってきたよ!グラウンドって、大きいな!」

今年は、新型コロナウィルス感染症の影響により、運動会は縮小しての開催となりました。例年は、小学校と合同で行っていましたが、今年度は幼稚園だけで開催します。園庭で行っていた練習から、小学校のグラウンドに変わって行うだけでも、子どもたちにとってはワクワクでドキドキです。来週土曜日に本番を控え、みんな頑張っています。

『年中組玉入れ』
年中組の競技は「ダンシング玉入れ」です。初めは、玉を投げることが楽しいだけの子どもたちでしたが、段々と勝負にこだわるようになりました。
「どうすれば、玉がたくさん入るかな?」「次は10個入れるよ!」
と取り組み方が変わってきました。運動会に向けて、子どもたちなりの目標ができてきたようです。


「たくさん入れるよ~」


「いくつ入ったかな?」


「さあ、かたづけるよ!」

『年長組お遊戯~ぼよよん体操~』
元気よく踊るためにはどうしたらいいのかをクラスみんなで考えました。
「手をピンと伸ばす!」「足を上げる!」と自分たちで気をつけることを見つけ、かっこよく踊れるように工夫しています。最後に歌いながらフィナーレを迎えるところがポイントです。


(園庭に出る前に保育室で確認します)


(園庭でできるかな)

   
(移動もしっかり!)


(本番では衣装をつけてがんばります)

『帰りのホームルームで振り返り』
帰りのホームルームでも、今日やったことを確認します。
「ニコニコで踊っている子がはなまるだよ!」
帰りのバスの中も、みんなニコニコで帰ります。
   

   

『読書の時間にも…』
年少組では、運動会で使う「玉入れ」を利用して、みんなに慣れてもらおうと企画しました。2つの絵本を読んで、どちらが自分の好みか玉を使って投票します。かごに入れた玉を最後にみんなで数えました。
みんなとても楽しそうでした。


(まずは2つのお話を聞きました)


(自分の好きな本の色に入れました)

   
(どちらが多いのかドキドキです)

 

運動会練習(小学校)「早く、みなさんに披露したいな!」

今年の運動会は、新型コロナウィルス感染症感染拡大防止のため、例年よりも縮小のプログラムで平日の平日授業内(午前中)で実施することになりました。9月に入ってから体育の授業時間内を中心に練習を始め、運動会までいよいよあと1週間になりました。みんな、練習に熱が入って、毎日元気よく頑張っています。

『3年 あつまれ!ボールの森』
新種目です。担任がかごを背負いながら動き回ります。そのかごの中に玉を入れます。子どもたちは、どうしたら玉がたくさん入るのかいろいろと作戦を考えながら取り組んでいます。作戦成功、なるでしょうか!
      

『4年 綱引き』
ソーシャル・ディスタンスを考えて、小綱で行います。クラスごとに7チームできています。練習では、チームの力と力がぶつかり合い、白熱した勝負が繰り広げられています。お互いに力を出し合って真剣勝負している仲間に感謝しながら一生懸命に取り組んでいます。
   

   

『6年 学年リレー』
クラスを1チーム6人に分け、リレーを行います。クラス全員が走るので、みんなで声をかけ合って練習しています。各チーム、6人で力を合わせ、最後までバトンをつなぎます。諦めずに最後まで走り切る姿勢を大切に頑張っています。
   

   

『3~6年 桐蔭ソーラン』
今年で20年目を迎える「桐蔭ソーラン」は、オリジナル曲が2曲になり、3・4年生と5・6年生の2チームでそれぞれ力の入った演舞を行います。3年生にとっては初めてのソーランで、踊るのを楽しみにしていた児童も多く、上級生の人たちの格好良さを目指して頑張っています。
1週間前になり、隊形の確認、踊りの確認の時期になりました。
一人一人がよりよい表現を目指して、一生懸命、楽しく練習しています。「個の踊り」から「集団の演舞」へ、さらなる磨きをかける1週間になりそうです。
   

   

 

3年ホームルーム「みんなに知ってもらいたい!~1分間スピーチ~」(小学校)

3年生以上は、朝の会で1分間スピーチに取り組んでいます。
朝の会は日直(児童)が進め、連絡内容がすべて終わったら、1分間スピーチを行います。アクティブラーニングの基礎トレーニング活動として、子どもたちは「1分間スピーチ」を楽しみながら、毎日続けています。
現在、3年生の1分間スピーチのテーマは、「クラスのみんなに伝えたいこと」です。
「クラスのみんなにどんなことを伝えると喜んでくれるのだろう?」
「でも、ただ話すだけだと受け取ってくれるかどうかわからないな。」
この試行錯誤が、子どもたちの「思考力」を育みます。

①日直さんは、スピーチで画像を使いたい場合には、前日までに「ロイロノート」でデータを提出します。スクリーンに映し出すと、発表の手助けになります。事前に写真や資料を提出した子も、前日になって、データをより分かりやすい形に改良して再び提出してくることもあります。
   

②聞く方も、もちろん大切です。発表者の方を向いて、どんなことを伝えたいのかを聞き取る力です。相手が発表しやすいような雰囲気をつくります。「思いやり」の心を育む瞬間でもあります。
発表が終わった後、1分間スピーチ感想用紙に感想を書きます。
   

③発表の感想を、用紙に書いて相手に伝えます。
「発表を聞いてどう感じたのかな。」「どんなことを伝えると相手の子に上手く伝わるかな。」
そんな気持ちがにじみ出る手紙のように書く子もいます。
   

④最後に、発表者に感想用紙を渡します。
感想用紙を受け取った発表者は、「周りからはこう見えたのか。」「次はこういう風にして、みんなに伝えよう!」と「メタ認知力」が高まります。

このように、1分間スピーチは、「今日一日を前向きに頑張っていこう」と、日直が朝の会で毎日発表しています。お互いを知り合うことばかりでなく、一人一人の発表を楽しみにして、質問が出たり、子どもたちのその日の話題になったりします。これからも、「子どもたちの成長」の取り組みの一つとして続けていきたいと思います。

 

クラブ活動開始!「待ちに待った活動日」(小学校)

新型コロナウィルス感染症の影響で、休止中だったクラブ活動がやっと始まりました。暦の上では秋ですが、まだまだ暑い毎日です。それでも子どもたちは「楽しみにしていたクラブがやっとできる!」と、みんな元気にそれぞれの集合場所に向かっていきました。4~6年生の活動なので、6年生がリーダシップを発揮して、各クラブをまとめます。6年生が中心になって、練習をしたり、時には試合をしたりして、充実した時間を過ごします。活動では、「思考力」「創造力」「チャレンジ力」「メタ認知力」を、クラブのメンバーや仲間とは「思いやり」「エージェンシー」を存分に培ってほしいと思います。

【集合】初めてのクラブなので、どんな子たちが集まるのかドキドキです。
   

【活動】自分たちで活動をするために、先生から活動内容を聞き、その後は6年生が中心になって自分たちで話し合います。やっとできたクラブ活動なので、みんな一生懸命で、楽しそうです。
   

   

   

   

   

   

   

 

【幼稚園 防災降園訓練】

9月1日は「防災の日」でした。幼稚園では、例年、この「防災の日」に合わせて「防災降園訓練」を行っています。「防災の日」は、1923(大正12)年9月1日に起きた関東大震災に因んで制定されており、台風も多いこの時期の防災意識の向上にも一役買っていると言われています。
今年は、コロナ禍で7月からの登園再開だったため、この日が「今年初めての防災訓練」でした。

13:30 放送で防災訓練が始まりました。地震を想定した訓練だったので、放送を聞いた園児たちは、頭を守るように机の下にもぐったり、防災頭巾をかぶったりして、ダンゴムシのように小さく丸まって低い姿勢を取りました。しばらく待って、次の放送で防災頭巾を被ったまま遊戯室へ避難する行動を取りました。年少さんにとっては初めての避難行動でしたが、先生のお話を聞きながら、みんな一生懸命にやっていました。
      
   
13:35 遊戯室への避難・集合が完了しました。教頭先生から地震や火事などが起きた時に気をつけることなどのお話を聞きました。子どもたちは、お話をとてもよく聞いていました。
続いて、主任先生から防災紙芝居「じしんのときの おやくそく」を読んでもらいました。「あおにんじゃ」というお約束を、みんな一生懸命に聞いていました。
あ:たまを守るように「ダンゴムシ」のポーズをとる
お:くちはチャック(しゃべらない)
にんじゃ:「にんじゃ歩き」で、慌てず、ゆっくり、慎重に移動する
      

13:50 避難訓練のあとは、防災時の降園訓練に移りました。みんな、防災頭巾を被ったまま、スクールバスで降園します。バス停でおうちの人と会うまでが「防災訓練」です。みんな、とてもよくがんばりました。
      

 

防災の日「防災訓練・地区別集会」(小学校)

 例年、防災の日に防災下校訓練を実施していますが、今年は防災訓練と地区別集会に変更して行いました。通学経路に合わせた縦割りグループ(地区別グループ)でチームを組んで、いざというときに備えます。
 例年は、地区別集会を年度初めに行い、1年生を迎え入れ、毎日の掃除をこの地区別グループで行い、学年を越えた交流を深めています。しかし、今年は、新型コロナウィルス感染症の影響で事前に集会を開くことができず、今日が第1回目の集会となりました。高学年の児童は事前にこの集会に向けて準備をしてきました。新しくグループに入る1年生をどのように受け入れるのか、自分たちの地区別グループの特色なども考えて話し合ったようです。1年生は学校の中での一員として、6年生は最上級生として、それぞれに自覚が芽生えていきます。

【事前指導】
1年生は、朝のホームルームで本日の訓練の意味や意義を聞いたり、防災頭巾のつけ方も練習したりします。
  

【防災訓練】
2時間目に行いました。放送が入って、まずは机の下に隠れて安全な姿勢をとります、その後、防災頭巾を被り、避難行動に備えます。
    

    

【地区別集会】
防災訓練後、放送の指示により、地区別集会の動きに入ります。
〇1年生の集合:初めての集合なので、マルチパーパスホールに集まって、6年生のお迎えを待ちます。
   

〇1年生は、自分の地区別グループのステッカーを持った6年生のところへ集合します。1年生ばかりでなく、6年生も初めての1年生にドキドキです。
    

    

〇6年生に連れられて、1年生は各地区別グループの教室に行きます。2年以上の学年の児童は、各教室で先に準備をしています。地区別グループでは、これからの活動について話し合います。どのグループも6年生が中心になって話し合いを進めていました。最上級生として下級生をリードしながら、みんなにどのようなグループ作りをしていきたいかを話していました。
    

 

夏休み明け登校(小学校)

 8/1からの夏休みが明け、子どもたちが元気に登校しました。
 例年に比べると、日焼けした子は少なかったですが、笑顔の子がたくさん見られ、いい休みを過ごしたように感じられました。しかし、朝から気温も高く、熱中症には十分に気をつけた一日になりました。以下は、学級会での夏休みの出来事の発表やクラス目標決め、給食時の子どもたちの様子です。
 
【学級会】

(夏休みの出来事の発表)


(クラス目標決め)

【給食】
 メニューは、シーフードカレーです。暑さに負けず、食欲旺盛です。