2020年10月20日に、小学校に今年度からラーニングスペースができました、というご紹介をしました。
あれから5か月がたち、ラーニングスペースはその間もどんどん進化しています。どのような変化があったのか、ご紹介します。
まず、季節に合わせた飾りなど、ラーニングスペースは時期に合わせていろいろな様子に変わります。12月はクリスマス飾りでにぎわっていました。
保護者会役員の方々が飾ってくれた大きなツリーもありました。社会科資料コーナーの土器もクリスマス仕様です。
2月からはこちらも保護者会の役員の方々が立派なひな人形を飾ってくれています。なかなか家庭では見られないサイズで、多くの子どもたちが驚いていました。中には、「これに刺激を受けて自作した」という子もいたり、興味を持って雛飾りのことを調べたりした子もいました。
10月末はハロウィン飾りがあったり、お正月には鏡餅があったりしました。暖かくなってきたら花の飾りなども出していこうと思っています。一面の窓から見える景色の移り変わりとともに、季節を感じられるようになっています。
展示もかなり充実しました。ラーニングスペースは本を読むだけではなく、いろいろな刺激を受けてもらいたいので、子どもたちが興味を持ちそうなものを、教員がたくさん展示しています。
以前、教育実践でも取り上げた記事になった「いそはた水族館」もその一つですが、他にもたくさんの展示があります。
先程のクリスマス飾りでの社会の土器以外にも、社会関係では石器なども展示されています。地図もいろいろ掲示されており、電車の路線図などは子どもたちに大人気です。
また、古代米という、昔から食べられてきたお米の実物などもあります。
他にも珍しい石や、植物なども展示されています。石はポスターに貼り付けて写真と実物が見やすいように展示しています。植物は時期によって変わりますが、今はこんにゃくや春の七草などがあります。この春の七草は七草粥のセットに入っていたものなのですが、鉢植えに植えるとどんどん成長して、葉っぱがこんなに伸びました。
社会関係のものは主に玉井先生が、植物などは「いそはた水族館」管理人の磯畑先生がお世話をしてくれています。水族館と並んで大人気の展示です。
音楽科の先生にも協力していただき、電子ピアノも設置しています。こちらは自由に弾くことができるので、休み時間はいつも誰かのピアノの音が聞こえてきています。先生たちも時々弾きに来ていて、音楽の岩井先生がピアノを弾いて、まわりで子どもたちが曲に合わせて歌ったりもしています。
このように、ラーニングスペースはさまざまなことに活用される場所です。授業でも活用していますが、休み時間は他にもいろいろなことに活用しています。課外活動の練習などでも使い、図工科の作品展示にも活用しています。
この5か月間、ラーニングスペースはいろいろなことに活用され、その時々に合わせて大きく様子が変わってきました。
これからもラーニングスペースはどんどん変わり続けていきます。
こうした多くの活用があることから、校内の他の場所にも少しずつ、ラーニングスペースの機能が増えています。