【チャレンジ力・思いやり】 野外活動 ㏌ 清川リバーランド

7月7日(金)に天気に恵まれて1年生親子行事の野外活動が行われました。1年生児童94人と保護者の方94人、教員8人の計196人で、神奈川県清川村にある「清川リバーランド」に行きました。

子どもたちにとってこの親子行事は、保護者の方々と一緒に行けるので、いつも以上にワクワクした気持ちでいっぱいでした。保護者の方からは「子どもたちと川遊びするのが楽しみです。」や「BBQが美味しくできるように頑張ります。」などの声が聞かれ、子どもたち同様に楽しみに集まってくださりました。

今回は、江田駅、柿生駅、途中乗車バス停それぞれから、観光バスで直接現地に向かいました。

到着後はクラスに分かれて活動を開始しました。はじめはニジマス掴みに挑戦しました。水に入ると「冷たい!」とびっくりした子もいましたが、すぐに慣れてニジマスを追いかけ始めました。夢中で追いかけますが、なかなか捕まりません。「泳ぐのが速すぎるよぉ!」や「見つからないよ、どこにかくれてるの?」「ぬるぬるして捕まえられないよぉ。」など苦戦の声が聞こえます。すると、子どもたちはみんなで協力して、「お魚、そっちにいったよ!」や「こっち集めて逃げられないようにしようよ。」とお互いのことを考えて、声を掛け合い始めました。そうして捕まえたときには「やったぁ!」や「うれしい!」「見て、見て!」という歓声が上がりました。自然とみんなで力を合わせたり、サポートしたりする姿は、ほほえましく、成長を感じさせてくれました。

   

   

森の中にある川では、川遊びをしました。そこで、子どもたちは色々な発見をしていました。川には浅いところと深いところがあることに気づいたり、水の流れの速さを感じたりしました。他には友だちと水を掛け合ったり、川に棲む生き物を探したりしました。自然にたくさん触れることができました。

昼食はみんなでBBQです。先ほど捕まえたニジマスも頂きました。みんなで協力しながら焼きました。子どもたちは、トングを使って焼いたり、うちわで火の調節をしたりするお手伝いをしました。「火が熱いから、こっちに移動した方がいいよ。」や「これ、焼けてるから食べてね。」など、自分のことだけでなく相手のことを思いやる行動も見られました。初めて体験する子どもたちも多く、気づきや発見がいっぱいありました。お肉や焼きそばなども食べましたが、やはり自分たちで捕まえたニジマスの味は格別だったようです。

 

   

子どもたちは、日頃経験のできないことを見つけてはチャレンジし、存分に楽しんでくれました。保護者の方と友だちと過ごした時間が何よりの思い出になりました。

後日、学校で本行事のふり返りをしました。五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を観点としたシンキングツールを使ってまとめました。そこでも新たな気づきがありました。これからも学びの機会をたくさん設けていきます。