10月16日、晴天の中、稲刈り体験をおこないました。事前準備の段階では、5月に行った田植えから約5か月がたち、どのように苗が成長しているのか、どんな体験ができるのかワクワクしている子どもたちの姿が見られました。
今回の稲刈りの工程は、「育った稲を鎌で刈り取る」⇒「稲を乾燥させるために稲架にかける」です。二つの工程をグループに分かれておこないました。「刈り取る」工程では、自分たちの背丈と同じくらいまで成長した稲、そして手では抜けないほどに強く根の張った稲に驚いている様子が見られました。刈り取った後に少しだけ土から出ている稲に足をひっかけた児童が「痛っ!稲でこけるなんて笑(それほどまでに強く育った稲に驚いている様子)」と声を上げていたのも、子どもたちの非常に素直な感想だと思います。
社会の授業では、最新農機具の学習をしています。簡単、スピーディー、そして人間の手では不可能な数の苗を植えたり、稲を刈ったり、農薬を散布することのできる田植え機、コンバイン、ドローンなどが出てきます。昔と今の米作りに関わる仕事のちがい、効率化された米作りの方法による強みとその課題について考える際に、今回の体験学習での気づきが生かされるのではないかなと思います。