【チャレンジ力・思いやり】1年生遠足「子どもの国」

5/10(金)に1年生は遠足でこどもの国に行ってきました。

入学して1か月。ようやくクラスの子の名前と顔を覚えてきた1年生が、初めて学校外に出て活動する行事でした。今回の遠足ではこどもの国の中をお散歩した後、4~5人ごとの班でスタンプラリーを行いました。学校外での班活動では、班のメンバーで協力して活動することが重要になります。どうやったらうまくいくのか、道徳の授業でわがままなキャラクターが出てくる文章を読んで考える時間を設けました。

「わがままなことをすると、自分もあとから悲しいことになっちゃうんだね…」という気づきがあった子どもたちは、自分の思いとどう向き合うかを少しずつ考え始めることができました。どんなことがわがままになるのか、わがままが出そうになったらどうしたらいいのかを考えて、遠足での班活動に向けての準備を進めてきました。

最初のミッションは班の名前を決めることでした。相談しながら決めていきますが、「私はこれがいい!」「ぼくはこう思う!」となかなか決まらない班もありました。それでも話し合いを続けていくと、「じゃあまずは書き出してみよう!」「二つの名前をくっつけてみるのはどう?」「今回はそれでいいから、次は決めさせてね!」とみんなが納得できるようにアイデアを出し合う姿が見られました。誰かが我慢するだけにならないように、みんなで話し合いを続けていくと、少しずつ相手を思いやった発言も見られるようになってきました。

いよいよ出発です!

まずはおさんぽに行きました。広い子どもの国の中をみんなで歩きました。迷子にならないように気をつけながらも、急な坂をのぼったり、つり橋にチャレンジしたりと、一人ではできないことにもチャレンジしました。疲れてきても、お互いに声をかけあって、歩くことができました。

そして、メインイベントのスタンプラリーです。広い公園内に散らばった先生たちを見つけて、ミッションをクリアすると、シールがもらえます。地図を見ながら、作戦を考えて、ミッションにチャレンジしました。「迷路の中の先生を見つける」「けんぱをする」「滑り台を3つ以上滑る」「面白ポーズで写真を撮る」などのミッションにチャレンジする中で、「次はどうやって行く?」と話し合い、相手を少しずつ思いやる気持ちも出てきたようです。もちろん言い合いになってしまったり、はぐれてしまったりという班もありましたが、最後まであきらめずに満足げな子どもたちでした。

 

お弁当のころには班のチームワークも高まってきました。お弁当を食べて、自由遊びをして・・・楽しいことがたくさんの遠足になりました。最後はクタクタな1年生でした。目印につけていたバンダナも子どもたちにとっては変身グッズになりました!子どもたちの創造力には驚かされます。