日別アーカイブ: 2020年10月20日

5年算数「あっ、ぴったり重なる!~合同な図形~」

単元『合同な図形』
(ねらい)
・合同な図形(色紙)を敷き詰めることで、綺麗な模様になることを確かめる。
・幾何学的な綺麗さに気づく。
・特徴のない四角形を敷き詰めることができるか、予想をたてた上で実際に取り組む。
・敷き詰めができる理由をみんなで考える。

(流れ)
①ロイロノートのアンケートカードを使用して、見通しを立てさせてから実際にやってみるという活動を行ってみました。初めに、寄木細工の写真を見せ、「どんなところに綺麗さを感じるのか」ということを考えていきました。
   

~子どもたちの意見~
・同じ形がたくさん並んでいる。
・綺麗に整列している。
・三角形や四角形がたくさんある。

②綺麗だと感じる理由を確認したところで、どうして綺麗に敷き詰めることができるのか?

(子どもたちへ質問)

→綺麗な形(直角二等辺三角形、正方形など)だからという意見が出てきました。
その後、アンケートカードを使って、「特徴のない四角形だったらどうなるかな?」と聞いてみました。
③予想はほぼ半々に分かれました。
そして、実際に手を動かしてやってみて、試行錯誤し、できるということに気づくことができました。

(子どもたちの予想)

   

④最後には、どうして「きれいに敷き詰めることができるのか」を考えて、「合同な図形だから同じ長さの辺がある。」「四角形の角の総和は360°だからぴったりひと回りする。」ということに気付いて共有することができました。
   

(まとめ)
ロイロノートでカードを提出したり、アンケート機能を使ったりすることで、自分の考えや予想がはっきりとするので、自発的に授業を受ける児童が増えました。

 

小学校『ラーニングスペース、開設中!』

昨年度より小学校4年以下で読書の授業、今年度より幼稚園で絵本の時間が始まり、子どもたちの読書活動推進活動を行っています。
しかし、昨年度末より新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、図書室は入室禁止になっています。本年度の図書室は、自由に開閉できる窓がなく、短時間での換気が難しいためです。このままでは「子どもたちの自由な読書活動の早期再開が難しい」と考え、思い切って図書室を引っ越しすることにしました。
図書室の引っ越しは、今回のこととは関係なく以前から計画していました。「より開かれた場所」として、「意識しなくても学校の中心に常にある存在」としての学校図書館を目指していたので、引っ越し先やその際のプランなども検討していました。
そこで、夏休み明けからすぐに動き出しました。場所の確保が終わり、仮の本棚としてカラーボックスを購入してみんなで組み立て、せっせと本を運び込み……。9月17日に多くの人の協力のもと、図書室出張所としての「ラーニングスペース」が開設しました!
とは言え、運動会までの期間は練習スペースにもなっていたので仮の本棚と蔵書の一部を置いただけの簡易的スペースでした。運動会終了後は本棚やワークスペースなどを増やし、「読書・学び・情報の中心地」となるべく少しずつ進化していくことでしょう。
桐蔭の子どもたちとともに進化を続けるラーニングスペース、どのようなものになるのか、とても楽しみです。


教室4つ分の広いスペースを使っています。(今はがらんとしていますが……)


休み時間にはたくさんの児童たちが集まります。


ベンチに座ってたり、床に座ったり。


ラーニングスペースで読書の授業もしています。この日は階段に座って読み聞かせを聞きました。


授業でおすすめ本に帯を作りました。みんなの作品で、ラーニングスペースがにぎやかになってきました。

※10月16日(金)に運動会が終わったので、本格的にスペースを作成しています。
また、ご報告いたします!