単元『合同な図形』
(ねらい)
・合同な図形(色紙)を敷き詰めることで、綺麗な模様になることを確かめる。
・幾何学的な綺麗さに気づく。
・特徴のない四角形を敷き詰めることができるか、予想をたてた上で実際に取り組む。
・敷き詰めができる理由をみんなで考える。
(流れ)
①ロイロノートのアンケートカードを使用して、見通しを立てさせてから実際にやってみるという活動を行ってみました。初めに、寄木細工の写真を見せ、「どんなところに綺麗さを感じるのか」ということを考えていきました。
~子どもたちの意見~
・同じ形がたくさん並んでいる。
・綺麗に整列している。
・三角形や四角形がたくさんある。
②綺麗だと感じる理由を確認したところで、どうして綺麗に敷き詰めることができるのか?
(子どもたちへ質問)
→綺麗な形(直角二等辺三角形、正方形など)だからという意見が出てきました。
その後、アンケートカードを使って、「特徴のない四角形だったらどうなるかな?」と聞いてみました。
③予想はほぼ半々に分かれました。
そして、実際に手を動かしてやってみて、試行錯誤し、できるということに気づくことができました。
(子どもたちの予想)
④最後には、どうして「きれいに敷き詰めることができるのか」を考えて、「合同な図形だから同じ長さの辺がある。」「四角形の角の総和は360°だからぴったりひと回りする。」ということに気付いて共有することができました。
(まとめ)
ロイロノートでカードを提出したり、アンケート機能を使ったりすることで、自分の考えや予想がはっきりとするので、自発的に授業を受ける児童が増えました。