桐蔭学園では、理科の授業を「科学」として取り組んでいます。
3年生から観察や実験を中心にして、自然科学を学んでいます。4年生になって、「予想」と「比較(比べる)」に意識して取り組んでいます。予想したり、比較したりするものは、ロイロノートにて提出します。
4月からは以下のような単元に取り組みました。
小学校の敷地には、山や田畑、裏庭があるため、フィールドワークに授業時間内で行くことができます。
4月には、まず「春を探し」に裏庭や畑に行きました。また、4年生ではヘチマの観察をしています。
5月に入り気温が上がるころには、裏庭にある百葉箱を観察し、自分たちで晴れ、曇り、雨の気温の変化を観測し、「一日の気温の変化」を折れ線グラフで表しました。雨がちな時期には、「地面を流れる水のゆくえ」をグラウンドに出て観察し、グラウンドや裏庭にある土の粒による水のしみこみ方の違いを実験しました。
観察や実験を行う際の「予想→実験・観察」の様子の実践をご紹介します。
①ヘチマの観察
・これから蒔く種の予想(昨年度はホウセンカであったので、その比較)※ロイロノート
・発芽した種の観察→今後の成長の予想
・ロイロノートにて今後の予想
②天気の違いによる気温の違いについて
・晴れの日と曇り日のちがい
・折れ線グラフの作成(ゴールデンウイーク中の課題)→ワークシートに記入して作成。
※折れ線グラフのかき方などについては、算数の授業と合わせて行いました。
③地面を流れる水のゆくえについて
・雨の日にグラウンドに行って、どのように流れるのかを調べました。
・雨水の流れ方を予想しました。
(雨水のゆくえ) (雨水の流れる場所)
・雨水のしみこみ方について予想ました。
・小学校の周りの土や砂を集め、水のしみこみ方の実験をして確かめました。
このように科学の授業では、自分たちの身の回りにある不思議を観察し、実験して解き明かすことを大切にしています。