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【チャレンジ、思いやり、エージェンシー】6年生 鎌倉校外学習

6月29日の水曜日に、6年生は鎌倉へ校外学習に出かけました。ゴールデンウィーク前より準備を進め、この日を迎えました。

今回の校外学習は、子どもたち自身が行き先や見学ルート、交通手段等を考え、自分たちで決めた行程表に沿って古都鎌倉を見学してまわるというものでした。これは、秋に予定している修学旅行(京都)の練習でもあります。子どもたちだけでなく、私たち教員にとっても初めての経験でしたので、約2か月の期間をかけて準備を進めました。

まず、鎌倉の歴史的背景についての概略を学んだのち、共通の課題としての「鶴岡八幡宮の8つの謎を解く」に取り組みました。謎解きをする中で生じた新たな興味や関心を、さらに調べ学習へとつなげ、その上で各自が行きたい場所の希望を決めました。この行きたい場所は、同じ見学班の友だちに説明できる形にまとめました。その上で、同じ見学班の友だちと相談して、それぞれの班が行く場所を選びました。

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次に子どもたちが取り組んだのが、見学ルートの設定です。使用可能な交通機関の区間はある程度制限したものの、鎌倉駅前をスタートして昼食場所である鎌倉大仏を経由して鶴岡八幡宮にたどり着くルートを、子どもたち自身で考えていきました。考えたルートは、拝観料や交通費、飲み物代などの予算、それぞれの時間配分を書き入れた行程表にまとめていきました。

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( 行程表の例 )

 

見学のルートが概ね決まった頃からは、集合班の打ち合わせも加わりました。今回の校外学習は、同じ方面の子どもたちがグループとなり、公共の交通機関を利用して自分たちで現地に向かわねばなりません。現地集合時間に到着しているためには、何時の電車に乗り、どこで乗り換えなければならないのか、乗り遅れると次の電車は何時なのか等、様々な角度からシュミレーションした上で、それぞれの班が集合時間を決め、集合班カードを仕上げていきました。

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このような準備を重ね当日を迎えましたが、自由散策でしたので、安全面では少なからず心配もありました。そこで今回は、子どもたちが普段の学習でも使用しているロイロノートを使って、今いる場所等の連絡をしてもらうようにしました。定期的な連絡だけでなく、「インスタ映え選手権」と称して、子どもたち自身が見学先で撮影した写真の提出箱もロイロ上に設けました。子どもたちからは、目一杯楽しんでいる様子が伝わってくる写真が、次々に送られてきました。子どもたちの様子をリアルタイムで把握することができたので、私たち教員にとっても安心材料の1つになりました。

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見学時間や移動時間の読み違いから予定通りの見学場所をまわることができなかったり、途中道に迷いかけ通りすがりの方のご助言をいただいたり、想定以上の暑さに体力が持たなかったり等、班それぞれにいろいろな経験をしたようですが、最後鶴岡八幡宮にたどり着いたひとりひとりの顔は、すがすがしい達成感に満ち溢れていました。学校にもどってからは、ポスターセッションの形で今回の校外学習のまとめを行っていく予定です。

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【思考力・思いやり・エージェンシー】5年生 田植え

5年生の総合学習では、「お米ができるまで」について調べ学習を行ってきました。お米ができるまでにはどんな工程があるのだろう?という問いかけから調べを進めると、「『米』という漢字の中に隠れている八十八は、お米ができるまでにやることの数なんだって!」という声があがりました。お米は長い道のりを経て私たちの口に入っていることに気づいた子どもたちは、主な作業工程について担当を決めてグループに分かれてさらに詳しく調べていくことにしました。すると、田植えの前に苗を踏んで強い苗が育つようにしていることや、どの工程においても昔と今とではやり方が変わって機械化が進んでいること、昔は代掻きを牛や人の足で行っていたこと、米作りは雑草と虫との戦いであること、精米することで消化がよくなること……など、たくさんの知識を得ることができました。自分の担当した作業について新聞にまとめ、学びを共有しました。

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そして6月7日、学園内の実習田で「田植え」を体験しました。前の週は雨で延期になっていたため、「この日はなんとしても晴れてほしい!」と、子どもたちはてるてる坊主を作って空にお願いしてきました。その甲斐あって、無事に田植えを行うことができました。保護者の方にもお手伝いをしていただきながら、子どもたちは張り切って苗を植えていきました。

事前に植栽部の方から、代掻きや苗づくりの写真もいただき、自分たちが行う田植えも多くの工程の一部であることを改めて確認して田んぼに向かいました。泥の中に足を踏み入れると、思っていたよりも深い!泥の中ってあったかい!!と大はしゃぎしながらも、苗を大事に持ち、植栽部の方の指導に真剣なまなざしを向け、一つ一つ丁寧に植えていく子どもたちの姿がありました。自分の足跡にできた穴をしっかりと埋めてから次の苗を植え、少しでも倒れてしまうとそっと支えてまたしっかりと植え直していました。田んぼや苗を大事にする姿がとても印象的でした。

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これまで百科事典や本、インターネットで調べてきた情報と実体験がリンクすることで、子どもたちにとってさらなる大きな学びとなりました。

子どもたちの感想を紹介します。

土ははじめ入った時はグチョグチョして気持ち悪かったけれどだんだん慣れてきました。日向のところはあったかいけれど、日陰は冷たかったので、田んぼは日光によってかなり温度が変わるんだなと思いました。苗の根っこと根っこが絡み合っていたので、うまくちぎらずに分けるのが大変でした。苗を植える時は、でこぼこした泥の中にずぶずぶ入る感触が気持ちよく感じました。稲になっておいしいお餅を作るのが楽しみなので苗の成長が楽しみです。また田植えをやりたいです。(Т.N)

 田植えに入った時の土の感触がグニュグニュしていて、ひき肉をこねる時みたいだった。泥みたいで足にまとわりついてくる感じで足が沈む感触もあった。稲を植えている時には安西さんがアドバイスをくれたので、上手に苗を植えることができた。苗の手触りはニラみたいにツルツルしていて、根っこは頑丈だった。田んぼの水温は割とあたたかかった。田んぼの中を移動する時は、重いものを足で持ち上げているような感じだった。苗が成長してもち米になったらお餅つきをして食べたい。(М.K)

今回田植えを経験して実感したことは、農家さんの苦労です。24時間365日1日も休まず田植えの整理などを、欠かせずやっているのを聞いて、びっくりしました!!(T.R)

水田の泥は普通の泥よりいい感じがした。苗を植えてみた。根っこを入れるのが難しくて、心と腰が折れそうかも…と思った。踏んだところはちゃんと直しておかないといけなかった。踏んだところに植えると埋まらないから。田植えは楽しかった!次この場所に来るのは稲刈りの時だっ!(O.K)

苗の葉っぱをよく見てみると、線がスーッとなっていて、平行線だった。苗を匂ってみると、いいにおいじゃないけれど、山のにおいがした。

毎年豊作になるかわからない中、お米を作ってくれている農家さんに感謝の気持ちが深まりました。これからも農家の人への感謝の気持ちを忘れないようにしたいです!!(T.R)

田んぼは思ったよりぬるかった。泥がぬるぬるしていて不思議だった。縦と横に綺麗に植えることが難しかったけど、赤い印のあるロープが目印になって便利だった。稲作は天候に左右されるので、大変だと思った。安西さんが苗の管理、田起こし、代かきなどたくさんのことをやってくれたので、田植えが無事にできて良かった。(O.T)

稲や田んぼの良い状態に一週間の間ずっと保管してもらったり、先生や大人の人が色々手伝ってくれたり、田植えのサポートを沢山してもらえたおかげで田植えを出来ました。安西さんから稲の植え方や持ち方を教えてもらって、大変だったけど楽しかったです。ドロは、慣れない時足が沈んで転びそうになって焦りました。(O.M)

3組がやろうとすると小降りの雨が降って(3組だけやれない説?)と思ったけど普通にできた!安斉さんが、稲を植えるときに分かりやすい説明をしてくれ、稲を植える量も教えてくれた。土がなんだかネチョネチョしててちょっと気持ち悪かったけど、段々慣れてくると、そんな事関係なくなった。難しかったけど、稲を植える体験が出来て楽しかった!稲が足りなかったので、おかわりした!おかあさんたちも皆楽しそうだった。(S.M)

 このような経験も伴う学びによって、子どもたちは、今までよりも、「お米を育てる大変さや楽しみな気持ち」に思いを馳せられるようになると思います。

 また稲の成長を見に田んぼに行けるのが楽しみです。

 

6年生「学校探検」

6年担当 瀬山 郷平、玉井 悠也、渡部 彩子

4月27日(水)に6年生が1年生に校舎内を案内して回る学校探検が行われました。「1年生が楽しく終われる学校探検」を目標に、どのように案内をしたり、案内をした場所でどんなことをしたりするのか、自主的に話し合いを重ねました。

また、この学校探検を行う前には、1週間ほど、登校してきた1年生をお出迎えして朝の準備のお手伝いをしました。1年生が安心して学校生活が送れるようサポートに努め、1年生との信頼関係を大切にしていました。

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お迎えとお手伝いの様子です。触れ合っていると1年生も6年生も自然と優しい笑顔がこぼれていました。

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準備では特別な時間は作らず、掃除を分担して時間を作り出したり、空いた時間を利用したりして、子どもたちが自ら進めていきました。

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当日は1年生と一緒に回るチームと各教室でおもてなしをするチームに分かれ、図工室やPC室、音楽室などをめぐるスタンプラリーを行いました。1年生が迷子にならないように、楽しめるように、6年生ひとりひとりが1年生の気持ちに寄り添いながら声をかけている様子が数多く見受けられました。

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子どもたちの振り返りでは、「準備は大変だったけれど、やってよかった」「一年生が楽しいと言ってくれて手ごたえが感じられた」というような内容が多く見受けられました。また、「1年生にアンケートを取ってもよかった」「もっと一年生との交流企画をつくりたい」「もっと楽しそうな雰囲気にできた方がよかった」など、次はどうした方が良いのかを振り返ることができているのは、自分たちの手で企画・実施できた手ごたえを感じることができたからだと思います。

学校探検後も、6年生のフロアに1年生が来たり、6年生が1年生のところに行ったりと、交流を続けている様子が見られています。

以上

 

 

「Hello Korea! 6年生韓国英語交流プログラム」

「Hello Korea! 6年生韓国英語交流プログラム」
「韓国」って聞くと、みんなどんな事を思いうかべるかな?
そんな大まかな発問に6年生の子どもたちからは、
「韓国料理」「KPOP」「日本に近い」「北朝鮮」「イカゲーム」「わからない」…
率直な答えが飛び交います。韓流ドラマや音楽が好きな子も多い中なので明るい印象もあれば、ニュースなどで聞いた印象を正直に共有してくれました。
 

「そんな韓国の小学校と桐蔭学園の6年生が、今年初めて繋がることになりました。」

今年度の6年生は英語科の探究プログラムの一環として桐蔭学園では初めての交流先となる韓国の「Yeoul Elementary School」と繋がる機会を頂きました。

桐蔭学園小学校英語科の探究カリキュラムでは、自己紹介や好きな事、自国文化紹介等を通し、プレゼン等を用いて学校外(海外)の人と主体的に交流できる機会から本当の言語を学ぶ喜びを感じてほしいと考えています。

まずは簡単に韓国について知っていること・知らないこと・韓国の小学生としてみたいことなどを出し合いました。(隣国であれど、やはり知らない事が多いことにみんな気付かされます。)

そして早速、自己紹介の準備を始めました。まだ会ったことのない相手先の小学生も同じように準備をしているらしいと伝えると、それぞれ自分らしいページを作り上げていきます。その後はグループに分かれて、自分や学校、日本について、韓国への質問などを一つに合わせたプレゼンファイル作成に取り組みました。(中央の写真 Group Introduction)

私たちはまだ作成に取り掛かっている最中でしたが、一足先に、韓国からのグループ紹介ファイルが届きました。個人で読んだり、グループの仲間に聞いて英語を解読しています。(両端の写真)

韓国から届いた後は、より一層「もっとこうして伝えたい」が増えていきます。

そしてさらに、韓国の小学校から突然サプライズの贈り物『「Culture Box」という紙が貼られた大きな段ボール』が桐蔭学園小学校に届きました。

中を開けてみると、韓国のお菓子や伝統的な遊び遊具、シールやペンなどの文房具が詰まっていました。桐蔭学園小学校の6年生は思いがけない贈り物に大喜びです。これにより、どんどん韓国が身近になっていきました。
「何か自分達も素敵なお返しをしよう!」桐蔭学園小学校の子どもたちも韓国の小学生が日本からもらって喜ぶものを考えみようということになりました。そこでは「一人ひとりの一言メッセージを人数分付けて送りたい」、「折り紙で鶴を全員分作って送りたい」という新しい温かな発想も生まれました。あまり時間もない中、あっという間に全員分の鶴が折られました。一言メッセージでは、英語で書く以外にも、韓国語を調べて書く子もいました。どんな反応をしてくれるかな、喜んでくれるかな、会った事のない相手だからこそ想像が膨らみました。

お互いに送り合うものが届き、ついにzoomでの対面が実現しました。
韓国ではちょうどこの時期、新型コロナウィルス感染症の状況がひどく、直前まで実現可能か不確定でしたが、無事に全員繋がることができました。

各クラスでスタンバイ。
韓国語が向こうから聞こえるだけでもザワザワ、
韓国の小学生から日本語が聞こえたときには笑顔が溢れ、
英語が聞こえると一生懸命耳を傾け聞き取ろうとし、
伝えたいことがあるときには精一杯の英語で。
Culture Boxのお礼や感想、また質問など、アドリブで会話をつなぎました。
そしてこちらから送った日本の遊具の一つ「けん玉」を韓国の小学生に披露しました。技が決まると韓国の小学生から温かな拍手と喝采が。6年生、みんな嬉しそうです。
韓国側の送ってくれた遊具も披露してもらいました。その中の一つに、“あやとり”が含まれており、「日本と同じだ!」と多くの子が驚きました。違う国ですが、同じような文化(遊び)があることを生の体験として知った瞬間でした。
最後のクラスでは、こちらの給食も紹介することができました。こちらも全てアドリブだったので、立候補した子どもたはそれぞれ自分の言葉で給食の紹介をしてくれました。

今回の活動を終えてすぐに6年生から感想を寄せてもらいました。その一部がこちらです。
「韓国のみんなが思っていたより親切で優しかった。」
「教室がカラフルで素敵だった。」
「韓国の方はコロナがひどくてズームしづらかったけど、今日できてよかった。」
「日本語で言ってくれたのが印象に残って、とても嬉しかった。」
「今度は実際に会って話してみたい。」

  

「喜んでくれた、優しかった、日本語を使ってくれてた、会ってみたい、またやりたい。」
6年生の子どもたちから聞こえた嬉しい感想です。
これこそ、語学を学ぶ醍醐味ではないかと改めて実感させてもらいました。
語学は他者がいるからこそ成り立ち、伝えたいという気持ちが芽生えてこそ、心と言語が豊かに育まれます。さらに英語を第二言語として学ぶもの同士だからこそ安心して英語を発話できると思います。
韓国に抱いていた最初の印象と変わった子も多くいたかもしれません。言語を通し、自らが歩み寄ることで広がっていく世界をこれからも一層楽しんでいってほしいと願います。
Thank you so much to Yeoul Elementary School Korea, for this wonderful experiences.

 

 

2年生活科「お世話になっている方々へ!」

担任 小林 勉

 2年生になって、生活科の取り組みは「えだまめの栽培」から始まりました。桐蔭学園には畑があり、植栽の方々が手入れをしてくださっています。『豆まき→成長の観察→収穫→家庭でどのように食べたのか』という流れで学習は進みました。この流れの中で、植栽の方が日々自分たちの「えだまめ」を世話してくださっていることに子どもたちは気が付きました。そこで、収穫の最後に大きな声でお礼を言うことができました。

自分たちが毎日学校生活をしている中で、他にもお世話になっている方がいることに目が向くようになりました。そこで、初めに出てきたのが毎日登下校で乗るスクールバスの運転手さんでした。「運転手さんはどんな仕事をしているのだろう」「運転手さんはどんな気持ちで自分たちをバスに乗せてくれているのだろう」など、そんな気持ちから『お世話になっている方々について考えよう』という単元が進みました。

 

ロイロノートでお仕事について考え、意見を出し合い、実際にインタビューしてみようということになりました。実際に自分たちの疑問をインタビューして、疑問が解決した子どもたちの様子はとても充実した感じで、「今日から心を込めてあいさつしなくちゃね。」「バスに乗ったら、静かにしなくちゃね。」などという声が聞かれました。

次に、給食の方はどんな仕事をしているのだろうということになり、同じように給食の方たちのお仕事を考え、疑問点をインタビューして解決しました。

そして、最後には「お礼のお手紙」を作り、運転手さんと給食の方に渡すことができました。

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すると、学校生活の中で自分たちが何かできないかと考える子も出てきました。そこで、学校の中でできる「おしごと」についての取り組みが始まりました。
自分で仕事を考え、計画し、実行しました。12月の短縮中から1月にかけて実践しました。毎日取り組む子ややることを忘れてしまって声をかけられる子もいましたが、振り返りを行うと「続けて取り組みたい」とみんなが感じていました。ゴミ拾いを仕事にした子は、「いつもは気が付かなかったゴミに気が付くようになった。家でごみを拾っていたら、お母さんに褒められた。」、グラウンドに落ちていたボールを拾うことを仕事にした子は、「高学年の人がえらいねと言ってくれて、うれしかった。」など、うれしそうな表情で話してくれたのが印象的でした。
3学期の最後には、「学校→家」に目を向けて、家族にはどのようにお世話になっているのかを考えさせ、感謝の気持ちが伝えられたらと思います。

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1年算数「どんぐりの かずは なんこ? ~おおきいかず~」

数科 櫻庭 弘基

 算数で「おおきいかず」の単元に取り組みました。

子どもたちが、大きな数をより深くまなべるように、1校時分を使って、学校にある田んぼや裏山に行き、班で協力してどんぐり拾いをしました。

《どんぐり拾いの様子》

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その次の算数の時間に、各班で拾ったどんぐりの数を協力しながら数えました。子どもたちは、

数え間違いがないように、工夫していました。
「印をつけてかぞえようよ。」
「まとまりをつくってかぞえてみよう。」
という声が聞こえてきました。

この授業のねらいは、『2位数や簡単な3位数について、10のまとまりに着目し、「10が何こといくつ」という数の構成を基に数をとらえること』としています。全部の班が10のまとまりに着目すると数えやすいことに気づき、協力してどんぐりを数えることができました。(ちなみに1番どんぐりの数が多かった班は158こでした。)

《拾ったどんぐりを数える様子》

10のまとまりをつくって数える活動を通して、「10を単位とした数」の大きさをみることができるようになり、「40は10の4こ分」、「10が6こで60になる」という数の構成について理解を深めてほしいと思っています。

数の構成を活用して数の数え方を考えることで、数を認識するときのよさや楽しさを感じ、日常生活に生かしてくれればと思います。

 

 

5年家庭科 お弁当の日 ~お弁当でつながる感謝の気持ち~

 家庭科 三柴 里江子

 9月のオンライン期間中、ご家庭のご協力のもと、調理実習を行うことができました。子どもたちは、事前の計画の重要性や調理の楽しさ、そして食事を作ってくれる家族に感謝を感じられたようです。子どもたちからは、以下のようなコメントが寄せられました。

【コメント】
・調理をして感じたことは、調理は材料の買い物や準備など、作るのに時間がかかって大変なことがわかった。毎日ご飯を作ってくれることはすごいことなんだと思った。
・1回に3つの料理を作るのはかなり難しいなと思った。時間を器用に使わないと料理はできないと思った。
・家族が、僕の作った料理を食べてくれるのもすごくうれしいです。みんなが「おいしい!」と言ってくれたので、すごくうれしかったです。
・料理は思っていたより簡単だし、時間はかかるけど楽しかった。女子がやるイメージだったけど、男子も意外とできるんだなって思った。イメージで決めつけるのはよくないことで、男子もどんどん楽しんでいけたらと思いました。
・今日はすごくたのしくやれましたが、実際にこれを毎日やると大変だと思いました。これからもしっかりお手伝いしていきたいです。

この授業を振り返り、その後の学習で、「旬の食材、栄養バランスのとり方」を学び、献立の立て方を考えました。また、どんな調理法があるかも考えました。
これらの学習の総まとめとして、「お弁当の日」を設け、無理のない範囲で、できる限りお弁当作りにかかわる、という計画を立て、取り組みました。

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基本的な流れは以下の通りです。
①お弁当の献立や必要な買い物リストの作成までは、全員が取り組む。
②お弁当作りにどのようにかかわるかは選択制とする。
〈例〉「おにぎりを作る」,「お弁当のおかずをお弁当箱につめる」,「おかずを1品作る」,「全部自分でやってみる」など

まずはお弁当の献立を作成し,栄養バランスが取れているかチェックしました。そこから必要な食材などを考え、すでに家にあるものかどうかを確認し、買い物リストを作成しました。また、作るのに必要な時間を考え、学校に行く前の時間を計画したり、見映えのするお弁当の詰め方なども考えたりしました。

朝の眠い忙しい時間帯に、30分早く起きるだけでも大変だったと思いますが、子どもたちはそれぞれ自分のできる範囲でお弁当作りに取り組むことができました。前日からおかずの下ごしらえをしている子も多数いました。

今回もご家庭のご協力のもと、行うことができました。調理実習もお弁当作りも、ご家庭のご理解とご協力なしにはできませんでした。感謝の気持ちでいっぱいです。

そして当日。子どもたちはとびきりの笑顔でお弁当箱のふたを開けて、お弁当を見せてくれました。「自分で作ったお弁当は最高においしい!!」という気持ちと一緒に、お弁当を作るに至るまで、いろいろな人のかかわりがあったことも実感できたようです。
一番多かった感想は、「お家の人が毎週作ってくれることの大変さと感謝の気持ち」でした。「自分が作ってみてうまくいかなったことをリベンジし、また作ってみたい」、「うまくできたことをまた生かして作ってみたい」という感想もありました。

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【子どもたちの感想より】
・お母さんがいつも朝早起きをして、お弁当を作ることがこんなに大変ということがわかったから、感謝の気持ちを込めて食べる。
・もっと時間をかけて、じっくり作りたい。
・いつもお母さんはおかずの場所を決めてつめていると気づいた。
・予定していた時間よりすごくかかったから、もっと余裕を持って設定しないと間に合わないと思った。
・一番簡単だと思っていたお弁当つめが難しかった。
・自分の好きなメニューにしたけど、コロッケは意外と大変だった。
・思ったよりもとても難しかった。
・おにぎりを作るのに(自分は)5分かかった。お弁当を10分で作ってしまうお母さんはすごい!

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4年算数「わり算の筆算を考えよう」 ~グループ活動で理解を深めよう!~

算数科 後藤 淳一

 1学期に、割る数が1ケタのわり算の筆算を学んだので、今回の単元「わり算の筆算を考えよう②」では、〔2ケタ÷2ケタ〕あるいは〔3ケタ÷2ケタ〕の計算の練習をするために、次の問題をグループ(2~4人)で考え取り組ませ、誰が見てもわかるようにポスターにまとめる取り組みをしました。

「グラウンドに37個のボールがあります。このボールを学年の人数98人で分けたときと小学校全体の人数612人で分けたときの分け方を、式と筆算を書いて説明しましょう。また、単純計算で分けるのではなく、自分たちなりに分け方の工夫を考えましょう。」

 

IMG_1370 授業内でも2ケタ÷2ケタや3ケタ÷2ケタなどの練習も挟みながら、グループでの話し合いを進めていきました。

この取り組みでのねらいの1つは、「思いやり」です。   「98÷37」と「612÷37」の計算の仕方だけでなく、どのようにまとめていくかを話し合う途中で、グループ内での折り合いをつけねばなりません。そして、実際は、「こうしようよ!」「いいね!」「僕たちだけのオリジナルキャラクター作ろうよ!」などと話していました。
また、全グループが作成し終わってから、クラス内で発表会を開きました。このときも、発表者は、聞き手が分かるように話せるか、聞く側は、話し手が何を意図しているかを読み取ろうとすることも大切です。

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「ぼくたちのグループは…」
「算数では
  ①たてる
  ②かける
  ③引く
  ④おろす

の順番で考えていうとわかりやすいです」

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一生懸命、発表している友だちを見守り、感想を書いていきます。
(次はぼくたちのところだ…ドキドキ…)

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よかったところ、改善したらもっとよくなることなどを言葉に残して、今後の自分へもつなげます。

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タイトルやキャラクター、説明の順番なども工夫してグループで作成しました。クラス内発表がわってからは、学年全体で見られるように廊下に貼り出しています。

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友だちのポスターを見て、また今後の自分の力に変えていきます。

 

5年 総合(探究)「農業」

「思考力」「思いやり」「エージェンシー」

5年1学期の探究では、農業を題材として、「なぜ(稲作)農家の人は(稲作)農家をやっているのか?」をテーマに活動を行いました。
探究活動は、「課題の設定」→「情報の収集」→「整理・分析」→「まとめ・表現」→「振り返り」を繰り返しながら進んでいきます。今回の単元では、特に「情報の収集」に重きをおいて取り組みました。

はじめに、「農家の仕事」について自分たちの知っていることを挙げてみました。すると、子どもたちはそのことについて思った以上に知らないことが多いのに気づきました。「知らないこと」について調べ、そこから「知らないこと」が見つかり、また調べ・・・、という活動を繰り返していく中で、農家の仕事の大変さに気づき、驚きの声をあげていました。

   

次は、自分たちが「大変そう、困りそう」だと想像したことの中から、その解決方法について1番気になることを選び、調べました。タブレット型PCを導入して半年以上経っているため、子どもたちも手慣れた様子で調べを進めました。しかし、インターネットによる情報収集では、なかなか自分たちの知りたいことの核心にはたどりつけませんでした。そこで、実際に「農」に関係のある方へ、直接インタビューして聞いてみることになりました。

農家の方や農業に関するNPO法人の方へ質問するにあたり、子どもたちは事前に「自分の課題」に関連した質問を1つずつ用意しました。当日は、一般の方へのインタビューということで、緊張している様子もありましたが、全員が自分の言葉で質問をすることができました。

   

   

実際にインタビューすることを経験したことで、子どもたちは「本やインターネットで調べ学習をすること」と、「人から直接話を聞くこと」の大きな違いに気づくことができたようでした。タブレット型PCやスマートフォンといった手軽に情報を得られるツールが身近にある生活だからこそ、それ以外の情報収集の手段にも目を向け、状況に応じて使い分けられるようになってほしいと思っています。

「農」に携わる方々へのインタビューを終えた子どもたちは、次に、自分たちで田植え(6月実施)を行うことで実体験という情報収集を行いました。

   

   

当日は天気にも恵まれ、存分に田植えを体験することができました。今まで調べていたことを実際に自分たちでやってみることができ、とても嬉しそうでした。また、ただ楽しむだけでなく、「苗を傷つけないように持ち方を工夫する必要があるんだ!」、「同じところにたくさん植えすぎると栄養が行き届かなくなるんだね」、「(泥の中が)場所によって温度が違う!」など、田植えをしながらいろいろなことに気づき、学びを深めている様子もみられました。

   

情報の収集が終わった後は、それらを「整理・分析」し、最後に「まとめ・表現」を行います。今回は、タブレット型PCを使い、調べたものをプレゼンテーション形式にまとめて発表しました。得た情報の量が多く、子どもたちはそれらをまとめることやプレゼンテーションに落とし込むことに苦戦していました。今後の探究活動では、自分が探究した課題をどのように整理し、他の人へ表現するかということに焦点を当てて取り組んでいこうと思っています。

☆インタビューにご協力いただいた方々☆
・坂田農園様

https://ja-jp.facebook.com/pages/category/Agricultural-Cooperative/%E5%9D%82%E7%94%B0%E8%BE%B2%E5%9C%92-588659954567618

・川戸農園様

https://kawato-nouen.com/

・青葉みらい農くらぶ様

https://aobamirainou.club/

・桐蔭学園営繕部職員の方

突然のお願いにも関わらずご協力いただきまして、本当にありがとうございました!!

 

体育行事「スポーツフェスタ」

~「チャレンジ力」「思いやり」「エージェンシー」を育てるために~

6月9日(水)に「スポーツフェスタ」を行いました。この行事は、学年の枠を越えて、多くの仲間たちとスポーツを楽しむ1日です。勝ち負けにこだわらず、純粋にスポーツに挑戦し楽しむこと。普段あまり関わりのない友だちともスポーツをとおして関わること。仲間と協力したり、仲間を励ましたり、応援し合ったりすること。スポーツをとおして笑顔になれること。そんなスポーツの楽しさを存分に味わう行事です。
自分の「チャレンジ力」を高め、関わっている仲間を「思いやり」、そして、学年を越えた集団で活動することで「エージェンシー」を育んでいます。

今年度は、「2学年交流」を実施し、隣り合う学年の仲間と一緒にスポーツを楽しみました。当日は天気に恵まれ、気温が30℃を越える真夏日でしたが、どの学年も一生懸命にスポーツを楽しみ、充実した汗を流していました。

(1年生と2年生の交流)
      

(3年生と4年生の交流)
      

(5年生と6年生の交流)
      

自然と笑顔も溢れ、よい雰囲気で活動を終えることができ、思い出に残る1日になったように思います。この「スポーツフェスタ」での仲間とのつながりを今後の学校生活に活かし、さらに楽しい学校生活につないでいってほしいと思います。