日別アーカイブ: 2025年9月19日

【チャレンジ力・思考力・メタ認知力・思いやり】1年生 野外活動

この野外活動の「ねらい」の一つは、「五感をはたらかせること」でした。

そのために、「魚のつかみ捕り」「川遊び」をすることのできる「清川リバーランド」さんでの「野外活動」を、今年も行うことにしました。

とはいえ、一般的に「川遊び」には危険も伴いますので、事前に、「生活科」の授業で「安全学習」を行い、当日も保護者の方々にご同伴いただき、「安全」を見守っていただくサポートをしていただきました。また、保護者の方々には、バーベキューの準備と片付けのご協力もいただきました。

その結果として、1年生たちが「どう五感をはたらかせたのか」を、彼らが後日書いた「シンンキングツール」へのメモとそのメモを基に書いた「絵日記」から抽出し、ここにお載せします。

【絵日記の文章に複数の記載があった内容】

・「水が流れる音が気持ち良かった」こと

・「つかみ捕りのニジマスが『にゅるっ』としていて動きが素早くて捕まえづらかった」こと

・「川の水が冷たかった」こと

・「小さなカニや魚が見つかった」こと

・「葉っぱを川に流して遊んだ」こと

・「川の浅いところで友だちとすべり台みたいに水に流れて遊んだのが楽しかった」こと

・「川で水を掛け合って遊んだ」こと

・「つかみ捕りをしたニジマスをバーベキューで焼いたら、しょっぱくてやわらかくておいしかった」こと

「野外活動」を通して、以上のように、「五感をはたらかせること」ができました。

 

【創造力・エージェンシー】6年生 鎌倉遠足

1.事前準備

 今回の6年生の遠足のテーマは「鎌倉遠足×教科」としており、遠足の行程や目的に「各教科の視点」を持って取り組みました。そのため、これまで6年間で学習してきたことを元に「教科の視点ってなんだろう?」ということを考えるところから始めました。

 その後、今回の鎌倉遠足がどのような視点を持っていけば教科との繋がりを見つけられるか考え、それに則って見学場所を検討していきました。

 次は、見学したい場所や交通機関を調べ、どのようにすれば自分のいきたいところに行くことができるのか、班で話し合いながら自分たちだけのオリジナル行程を作成しました。集合場所である鎌倉駅まで自力で向かい、交通費や移動時間を計算するなど、遠足の計画から実行まですべてを自分たちで進めていきました。

2.遠足当日

 当日は、満員電車での移動や横浜駅での乗り換えに苦戦したり、バスを乗り過ごしてしまったりと、いくつかのハプニングもありました。しかし、児童たちは班のメンバーと協力したり、駅員さんに道を聞いたり 、班長のiPadに頼りながら自分たちで道を確かめたり…と、トラブルに臨機応変に対応しました。全員が時間を意識して行動できたことで、予定通りに目的地に到着することができました。

 鎌倉では、鶴岡八幡宮でのお参りや、由比ヶ浜での海の観察 、高徳院での大仏見学 など、計画した行程を巡りました。由比ヶ浜では、シーグラスやイカやふぐなどが打ち上げられているのを見つけたり、波で靴が濡れてしまうというハプニングなどもありました。時には元々計画をしていた行程の一部を飛ばしたり、偶然出会った美しい光景に足を止めて見てみたり、各々の視点で鎌倉遠足を楽しんでいました。また、道中に外国人の方に挨拶をして会話をするという目標を達成し、一番印象に残ったという児童もいました。

3.遠足の振り返り

 遠足後、児童たちはこの経験を振り返り、文章にまとめました。計画を立てるのに時間がかかり前日までかかってしまったことや 、もっと早く予定を決めればよかったという反省の声 、バスの乗り場を事前に調べておくべきだったという意見 など、行程作成の難しさを実感したようです。一方で、班で協力して予定通りに行動できたこと、仲間といるからこそ楽しい遠足になったという感想も多く見られました。

この遠足での経験は、次の修学旅行に向けた貴重な学びとなりました。児童たちは、今回の反省を活かして、より良い計画を立て、さらに充実した旅にしていきたいと意欲を見せています 。この経験を通して、子どもたちはまた一歩大きく成長しました。