例年、合唱団ではさまざまな「対面での発表」を行っていました。しかし、今年度は新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響で、そのような発表が難しい状況です。そこで、「今の状況でもできること」と題して子どもたちにも企画を考えてさせながら、活動を継続しています。そこで大きな役割を果たしてくれたのがタブレット端末を使った「ロイロノート」での取り組みです。「ロイロノート」を使って企画を提出することでみんなの意見を共有し、共に考えていくことができます。さまざまな企画から、「すぐできるもの」、「時間をかけて行うもの」と分けて考えていきました。
第一弾として「自分たちの歌声を録音したものをお昼の放送で流す」という企画を実施することになりました。放送委員の子どもたちを中心に団員みんなと企画を共有し、その後「録音と同時に録画も行い、動画も制作しよう!」と企画が広がっていきました。今回の録音曲は「地球星歌」という曲です。「あなたの毎日が世界をつくり、愛する想いが地球へと広がる。」という、この歌詞に一人一人の想いをのせて無事にやり遂げることが出来ました。
今回の活動で、子どもたちが「自分たちで企画を考えて、共有し、実行し、やり遂げることができた」という流れができたことが一番の収穫でした。活動を振り返り、第2弾の企画へとつながるよう子どもたちと活動していきたいと感じました。