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5年 総合(探究)「農業」

「思考力」「思いやり」「エージェンシー」

5年1学期の探究では、農業を題材として、「なぜ(稲作)農家の人は(稲作)農家をやっているのか?」をテーマに活動を行いました。
探究活動は、「課題の設定」→「情報の収集」→「整理・分析」→「まとめ・表現」→「振り返り」を繰り返しながら進んでいきます。今回の単元では、特に「情報の収集」に重きをおいて取り組みました。

はじめに、「農家の仕事」について自分たちの知っていることを挙げてみました。すると、子どもたちはそのことについて思った以上に知らないことが多いのに気づきました。「知らないこと」について調べ、そこから「知らないこと」が見つかり、また調べ・・・、という活動を繰り返していく中で、農家の仕事の大変さに気づき、驚きの声をあげていました。

   

次は、自分たちが「大変そう、困りそう」だと想像したことの中から、その解決方法について1番気になることを選び、調べました。タブレット型PCを導入して半年以上経っているため、子どもたちも手慣れた様子で調べを進めました。しかし、インターネットによる情報収集では、なかなか自分たちの知りたいことの核心にはたどりつけませんでした。そこで、実際に「農」に関係のある方へ、直接インタビューして聞いてみることになりました。

農家の方や農業に関するNPO法人の方へ質問するにあたり、子どもたちは事前に「自分の課題」に関連した質問を1つずつ用意しました。当日は、一般の方へのインタビューということで、緊張している様子もありましたが、全員が自分の言葉で質問をすることができました。

   

   

実際にインタビューすることを経験したことで、子どもたちは「本やインターネットで調べ学習をすること」と、「人から直接話を聞くこと」の大きな違いに気づくことができたようでした。タブレット型PCやスマートフォンといった手軽に情報を得られるツールが身近にある生活だからこそ、それ以外の情報収集の手段にも目を向け、状況に応じて使い分けられるようになってほしいと思っています。

「農」に携わる方々へのインタビューを終えた子どもたちは、次に、自分たちで田植え(6月実施)を行うことで実体験という情報収集を行いました。

   

   

当日は天気にも恵まれ、存分に田植えを体験することができました。今まで調べていたことを実際に自分たちでやってみることができ、とても嬉しそうでした。また、ただ楽しむだけでなく、「苗を傷つけないように持ち方を工夫する必要があるんだ!」、「同じところにたくさん植えすぎると栄養が行き届かなくなるんだね」、「(泥の中が)場所によって温度が違う!」など、田植えをしながらいろいろなことに気づき、学びを深めている様子もみられました。

   

情報の収集が終わった後は、それらを「整理・分析」し、最後に「まとめ・表現」を行います。今回は、タブレット型PCを使い、調べたものをプレゼンテーション形式にまとめて発表しました。得た情報の量が多く、子どもたちはそれらをまとめることやプレゼンテーションに落とし込むことに苦戦していました。今後の探究活動では、自分が探究した課題をどのように整理し、他の人へ表現するかということに焦点を当てて取り組んでいこうと思っています。

☆インタビューにご協力いただいた方々☆
・坂田農園様

https://ja-jp.facebook.com/pages/category/Agricultural-Cooperative/%E5%9D%82%E7%94%B0%E8%BE%B2%E5%9C%92-588659954567618

・川戸農園様

https://kawato-nouen.com/

・青葉みらい農くらぶ様

https://aobamirainou.club/

・桐蔭学園営繕部職員の方

突然のお願いにも関わらずご協力いただきまして、本当にありがとうございました!!

 

七夕子ども会「1年生・2年生交流会!」

「チャレンジ力」「エージェンシー」

七夕子ども会で1年生と交流企画を行いました。2年生が中心となり、ゲームを考えて実施しました。6月に行ったスポーツフェスタでの交流企画に続き、学年を超えて一緒に遊びました。
2年生の運営を希望するメンバーが休み時間に話し合いを続けてきました。話し合いでは自然にiPadを使って説明する様子も見られました。

   

2年生が用意したゲームは2つです。
①○×鬼ごっこ
○×クイズと鬼ごっこを組み合わせました。○×クイズで正解すると鬼になって追いかけます。不正解だと追いかけられるので、どちらになるかハラハラドキドキです。1年生にもわかりやすいように説明をがんばり、最初に2年生がお手本を見せてあげました。

   

   

②「わたし」をさがして
手作りのカードをイス取りゲームの様に音楽が止まったと同時に拾います。拾ったカードには、「わたし」のヒントが書いてあります。名前とヒントを元に1年生を探しに行きます。見つけた1年生とは手をつないでゴールします。ゴールした後には、笑顔で記念撮影をしました。

   

   

お互いにお礼の気持ちを伝えて終了しました。
お互いを知り、楽しい時間を共有し、大満足の1日でした。

七夕の願いもかないますように!

 

体育行事「スポーツフェスタ」

~「チャレンジ力」「思いやり」「エージェンシー」を育てるために~

6月9日(水)に「スポーツフェスタ」を行いました。この行事は、学年の枠を越えて、多くの仲間たちとスポーツを楽しむ1日です。勝ち負けにこだわらず、純粋にスポーツに挑戦し楽しむこと。普段あまり関わりのない友だちともスポーツをとおして関わること。仲間と協力したり、仲間を励ましたり、応援し合ったりすること。スポーツをとおして笑顔になれること。そんなスポーツの楽しさを存分に味わう行事です。
自分の「チャレンジ力」を高め、関わっている仲間を「思いやり」、そして、学年を越えた集団で活動することで「エージェンシー」を育んでいます。

今年度は、「2学年交流」を実施し、隣り合う学年の仲間と一緒にスポーツを楽しみました。当日は天気に恵まれ、気温が30℃を越える真夏日でしたが、どの学年も一生懸命にスポーツを楽しみ、充実した汗を流していました。

(1年生と2年生の交流)
      

(3年生と4年生の交流)
      

(5年生と6年生の交流)
      

自然と笑顔も溢れ、よい雰囲気で活動を終えることができ、思い出に残る1日になったように思います。この「スポーツフェスタ」での仲間とのつながりを今後の学校生活に活かし、さらに楽しい学校生活につないでいってほしいと思います。

 

3年 科学「音の大科学実験から生まれる子どもたちの発想力!」

生活するうえで、「音」は科学を理解するのにとても大切な要素です。音は、私たち人間にはコミュニケーションや表現方法として「言葉」や「音楽」として使われます。目には見えない「音」をどのように感じるか。身近なものを解き明かすのが3年科学の大切な要素です。

●糸電話による学習
「糸電話」という教材は、音を伝えるのに「糸」という一つの素材に絞ることで、特性に気が付きやすい教材の一つです。まずは、友だちと一対一で糸をどのような状態にすると、音が相手にうまく届くかを調べました。
2人で相談しながら「一番よく聞こえる状態」を目指して試行錯誤しました。
「糸をしっかり張ると良く聞こえる。」
「話しているとき、糸に触るとビリビリしている。」
「ゆるむとダメだね…」

   

そして、自然と「糸電話同士を合わせると、みんなで聞こえるんじゃない?」という意見が出ました。それは、糸が振動していることを実感するからこそ生まれる発想です。
「糸を絡ませると、みんなで聞こえるようになる!」

   

振動する糸によって声が相手に伝わるということを確認したら、次は、糸の素材を変えてどのように変化するか体験してみました。用意したのは「たこ糸(綿糸)」「銅線」「ビニールひも」です。それぞれ協力して制作し、思うまま実験をしては、結果をタブレットPCへとまとめていきます。

   

   

「銅線にすると、お風呂で話しているみたい!」「すごく響いてい聞こえるね」「土管の中みたいだね」「銅線がたるんでも少し聞こえる!」
「ビニールひもは音がきれいだ!」「クリアに聞こえる!」

      

自分の声がさまざまな素材を介して相手に届く感覚を得た子どもたちに、いよいよ本題を提示しました。

「今、話をしている先生の声は、どうやって君たちの耳に届くでしょう?」

 

●音の大科学実験
この問題に答えるために、次の実験を行いました。
①クラスの半分が一列に並ぶ。
②笛の音が聞こえたら、すぐに手に持っているスモックを上げる。
③その様子をタブレット型PCで撮影する。
実験班と撮影班を入れ替えながら、それぞれどのように音が伝わるのかを確認しました。

   

   

   

「笛の音が聞こえたら、すぐに振り上げようね!いくよ~」「ピッ!!」 バサバサ!
「おわぁぁ! 波みたいに順番に上げていく!その様子が動画でとれたぞ!」
「しまった!この角度の撮影だとわかりづらい!先生、もう一回やってください!」
実験での撮影方法の詳細は教えず、自分たちでどうやったら現象をわかりやすくGETできるか、試行錯誤するチャンスとしました。
「こっちの角度のほうが、全体が見えてわかりやすい!」「僕は一直線に映るようにするから、キミは真横から撮って!」「スローモーション撮影するとわかりやすいかも!」

実験は何度も繰り返し、音が伝わる様子を最も上手にGETできたものをロイロノートで共有し、みんなで分析し、考察を考えました。

 

●テストでの発想力
このように、子どもたちが実際の体験で感じ取った知識は、決められた問題を解決するだけでなく、ほかの発想を生み出し、応用していく「エージェンシー」につながります。

以下の問題は、3年生が3月に行ったテストの一部です。

この問題で重要な問題は(4)です。
「A君からD君の4人が同時に旗を上げるためには、先生と4人をどのように並べればよいか、図を描きなさい。」

実験を踏まえて、音が伝わる様子のイメージが強くついている子からは、新しいアイディアがたくさん出てきます。
まずは、「横に並べば、音は同時に伝わる」と、知識を変換することができたチーム。

   

縦に並ぶのではなく、「横に並べばよい」ということをテスト中に思いつき、しっかりと記述されています。
しかし、多くの子はこの発想では止まりませんでした。「この4人は本当に同じ距離なのか…。」と、さらに深めました。
そして、たどり着いた答えが以下のようなものです。

      

   

つまり、等距離になるように先生を中心に円を描くということです。

この思考までたどり着いたグループの考え方は、横一直線の解答から、まずは、少しカーブさせてくるようになっています。そして、「ハッ!」とひらめき、「先生から同じ距離の集まりは円になる!そうか、この答えは、『円を描く』ということなのだ!」というゴールにたどり着いたのでした。
実際に体験し、タブレット型PCで動画を撮り、みんなでじっくりと振り返る活動を通して、「音は空気が震えて、波のように伝わる」性質を持っているということを実感し、それを3年生ながらしっかりと活用することができました。この音の問題の正答率は80%を超えていました。

「見えないものを見えるように工夫する」ことで、子どもたちの身の回りにあるさまざまなものが不思議に見え、もっともっと知りたいという好奇心が湯水のように湧き上がってきます!

 

「図工・作品展示会鑑賞」

本校では例年1月下旬の授業参観に合わせて「展覧会」を実施しています。在園、在校生の保護者をはじめ、一般の方にも本園、本校の1年間の教育の成果をご覧いただいています。今年度は残念ながら新型コロナウィルス感染症拡大のため、保護者の方のご来校と一般公開ともにかないませんでした。しかしながら、児童の鑑賞の場として平面作品のみ展示しました。

昨年までも鑑賞の際に、以下のワークシートを用いて各学年とも文章で自分の感想をまとめることを行ってきました。

※昨年までのワークシート

今年度は児童用iPadが導入されたので、ロイロノートというソフトを活用し、新しい鑑賞の方法を取り入れました。

ステップ1:「これは良い絵です」というのは簡単だけれど、「何が、どこが」良いのかという理由がわかると相手にも伝わるし、自分の作品作りにも生かされます。そこで、この「理由」を想像して、作品の良いところを表す言葉をたくさん考えてみよう、という問いをしました。まず、各自が思いつく「作品をプラス評価する言葉」を挙げてロイロノートで提出をしました。

   

   

ステップ2:ロイロノートは、提出されたカードが共有されるので、自分の考えた言葉だけでなく、友だちが考えた言葉も使いながら、自分が作品を鑑賞するときの4つの観点を決め、シンキングツールのXチャートに設定をしました。
観点を決める際、どうしても教員は定型の言葉を使ってしまいますが、子どもたちが自分で観点を設定することで、より自分の想いに沿った鑑賞ができたのではないかと思います。

ステップ3:ここまでの準備ができたら実際に作品を鑑賞します。まずはiPadに頼らず、自分の「眼と心で感じる」時間をつくり、その後、自分の心に響いた作品を自分のiPadで撮影し、Xチャート上に配置しました。

      

   

   

ステップ4:完成したチャートを見ながら、自分が特に気に入った作品を選び、文章で感想をまとめました。

   

鑑賞の授業は、「見る」活動は楽しくても、「感想を発表する」活動が児童によってはハードルが高くなる場合があります。今回、シンキングツールを用い、4つの観点を子どもたち自身が設定して鑑賞に臨んだことで、積極的に鑑賞に臨む児童が増えたように感じました。まとめの文章も、例年より子どもらしい自然な表現の文章が多くみられました。
作品を「眼と心で感じた」ときの第一印象を、シンキングツールを用いたことで具体的に言語化することができるようになったのではないかと思います。
図工は「制作」「鑑賞」の両面を学ぶ授業であると、子どもたちによく話しています。この特別な1年の中で、週1回の授業も例年とは進行が大きくことなりましたが、最後に鑑賞の時間をもつことができたことで有意義な時間と貴重な経験を得ることができました。
子どもたちの生活も制限がつづく日々ではありますが、鑑賞の眼を養うことで日常の中から小さな喜びを発見していける心を育てていきたいと考えています。

 

桐蔭学園小学校ラーニングスペース 「ようこそ!いそはた水族館!」

本校にはマルチパーパスホールというフリースペースがあります。そこには、学びにつながる種がたくさん散らばっています。
そこを今年度からは「ラーニングスペース(学びに向かう場所)」として子どもたちに提供しています。

今回は、その一角にある「いそはた水族館」を紹介したいと思います。
本校では理科を「科学」と称しています。理科の各専門分野を持つ4人の教師が、子どもたちを科学的観点から、知的好奇心をくすぐる学習指導をしています。

このラーニングスペースの一画にある「いそはた水族館」を管理する磯畑先生は、生物のスペシャリストです。みんなが見たことも無いような生き物を各地を飛び回ってGETしてきては、子どもたちに紹介しています。
   

下の左の写真は、ビーシュリンプです。品種改良をした結果、白と赤のシマシマ模様になった綺麗なエビです。今は子どもたちのアイディアで、クリスマスツリーに見立てた藻を入れました。赤と白のシマシマなエビと藻のクリスマスに向けたコラボレーションになりました。
下の右の写真はマタマタというカメです。普段は落ち葉に擬態していて動きませんが、餌を食べる時だけ、とても素早く動きます。
   

こちらはマリモです。昨年の6年生が教室で育てていたものです。みんなへの紹介文も書きました。今では、この水族館に仲間入りです。飾っていると、子どもたちが集まってきてジーッと眺める子もいれば、自分でその生物を調べて写真のような説明文をじっくりと呼んでいる子もいます。

こちらは食虫植物です。とっても珍しい品種で、生育させるのは難しいのですが、そこは専門家です。しっかりと元気に育っています。虫を食べる植物に子どもたちも興味津々です。
   

理科室にはもっとたくさんの生き物がいますが、このラーニングスペースの良さは、休み時間などに低学年から高学年までが交流しながら一緒に学べるところです。各学年には生き物の知識にとても詳しい子、とても興味をもった子がいます。ラーニングスペースではそんな子たちが大活躍しています。他の学年の子に教えてあげたり、意見交換したりしながら、生き物を通して「学びの輪」ができています。
このような、子どもたちだけの空間を準備することも「学びに向かう力」の育成には大切だと感じています。

 

4年・5年・6年 課外活動 合唱団 「コロナ禍においてもできること」

例年、合唱団ではさまざまな「対面での発表」を行っていました。しかし、今年度は新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響で、そのような発表が難しい状況です。そこで、「今の状況でもできること」と題して子どもたちにも企画を考えてさせながら、活動を継続しています。そこで大きな役割を果たしてくれたのがタブレット端末を使った「ロイロノート」での取り組みです。「ロイロノート」を使って企画を提出することでみんなの意見を共有し、共に考えていくことができます。さまざまな企画から、「すぐできるもの」、「時間をかけて行うもの」と分けて考えていきました。

第一弾として「自分たちの歌声を録音したものをお昼の放送で流す」という企画を実施することになりました。放送委員の子どもたちを中心に団員みんなと企画を共有し、その後「録音と同時に録画も行い、動画も制作しよう!」と企画が広がっていきました。今回の録音曲は「地球星歌」という曲です。「あなたの毎日が世界をつくり、愛する想いが地球へと広がる。」という、この歌詞に一人一人の想いをのせて無事にやり遂げることが出来ました。
今回の活動で、子どもたちが「自分たちで企画を考えて、共有し、実行し、やり遂げることができた」という流れができたことが一番の収穫でした。活動を振り返り、第2弾の企画へとつながるよう子どもたちと活動していきたいと感じました。

      

 

ホームルーム活動(4年) 『Trick or Treat!』 ハロウィーン企画

4年の子どもたちからの発案で、ハロウィーンにちなんだ企画が行われました。
3組は、2日間にわたってスタンプラリーを行いました。
企画した子どもたちはこれまでに3週間ほど、休み時間に話し合い、準備を進めました。その話し合いの中で、
「ただスタンプを集めるだけでは面白くないかも…」
と話し合いが進み、ラリーを謎解き形式に変更したり、企画を行うときに企画者が仮装をして雰囲気づくりをしたりする意見が出ました。試行錯誤を重ね、実行することになりました。準備不足かもしれないと不安を抱えながら、当日を迎えました。

   

初日の企画後、クラスからは「もう終わり!?」「楽しかった!」「もう少しやりたい!!」という声が聞こえ、参加者も企画者も大満足の様子でした。ただ、その後、今回の企画を振り返り、参加者からも意見をもらうと、やはりまだまだ改善の余地があることが判明しました。企画したメンバーは次の休み時間にすぐに集まって、明日に向けての作戦会議を始めました。

      

「事前に説明していたからスムーズに始められてよかった!」
「謎解きが難しすぎた…?」
「隠していた紙がわかりづらかったね…」
良い意見も厳しい意見も素直に受け止め、翌日に向けて改善できるところがないか探っている様子でした。
そして2日目。企画者は変更点や昨日の様子を踏まえた注意点を伝えてスタート!
前日に比べると周りのことを見ながらチームで協力して謎を解いていく姿が見られました。

休み時間はあっという間にすぎ、ハロウィーン企画は無事に終了しました。
その後の振り返りでは、今回うまくいったところやうまくいかなかったことを踏まえて、今度の遠足やクリスマス子ども会に生かせそうな提案を出している子がいました。今回のイベントは、子どもたちにとって気づきの多い時間になったようでした。また、今回の企画者たちへクラスの子どもたちから労いの言葉も多く、企画した子どもたちは大きな達成感を得た様子でした。

      

   

 

5年 稲刈り「鎌のザクザク感が、何とも言えないです!」

今年度は、新型コロナウィルス感染症の感染防止の観点から、学年を2つに分け、前半に2組と3組の半分、後半に1組と3組のもう半分が行いました。6月に行った「田植え」で、自分が植えた辺りを刈り取ることにしました。このような分け方をすることで、密になるのを避けることができました。


(実習田の稲の様子)

   
(植栽部の方に半分ずつ説明を聞く)

稲刈りは、天候に恵まれ、怪我もなく、皆、いい経験になったようでした。
植栽部の方に説明を受けて、さっそく作業に取り掛かりました。
稲刈りは、移動や準備、片付け、説明の時間も込みで、2校時分の時間(1時間半)で行いました。子どもたちの取り組む時間としては、ちょうど良い長さだったと思います。

      

ザクザクと鎌で刈ること自体が「気持ちいい。」という声が多く聞かれました。また、腰をかがめるので、「農家の方々は結構大変だね。」という声も多く聞かれました。
刈った稲穂を束にして結び、「天日干し」の竿まで運ぶ作業も、皆積極的に行っていました。
一部山側の部分は、ぬかるんでいて、長靴の足がとられ、楽しそうでもあり、大変そうでもありました。

      

稲刈りの振り返りは、シンキングツールの「XYWチャート」を使って行いました。

   

   

   

田植えから稲刈りまでを手伝ったり協力してくださったりした植栽部、営繕部の方々、先生方のお陰で、子どもたちによい経験をさせることができました。
田植えから稲の生長の観察、そして稲刈りを通じて、子どもたちにはさまざまな学びを得ることができたようです。

 

課外活動(5・6年) 『伝えたい!』 鉄~KUROGANE~

5・6年の希望者で構成されているソーランチーム「桐蔭学園小学校 鉄~KUROGANE~」です。今年度の練習方法、発表の場に当初は苦労していました。しかし、タブレット端末との親和性がとても高く、練習方法を工夫するようになってからは、活動の幅が広がりました。

★タブレットを使った「新しい活動!」
70名のメンバーは、1人1台のタブレットを持っていて、ロイロノートというソフトでお互いの意見を交換することができます。ソーランを踊るときのポイントや、新しい企画、本番演舞の反省や振り返りなどを、ロイロノートに提出して、それぞれの意見を共有しています。

「今回の演舞は、この点が良かったけれど、この部分が良くなれば、相手にもっと伝わる演舞になる。」➡「その部分を良くするためには、このような練習方法を導入してはどうか?」
➡「その方法は、こんなデメリットがあるので、この方法はどうか?」

のようにタブレット上でメンバーが意見交換をしています。
今では、

「次の目標は〇〇で行きましょう!」➡「そうすると、こんな企画をするのはどうだろう?」➡「それならこんなことも出来るかもしれない!」

と子どもたち同士でやり取りをしています。

ソーランという共通のつながりがある子たちなので、意見を共有してからの多様性の豊かさと、行動につなげる推進力がとても高く、タブレットは彼らのそういった力を「具現化」させてくれる強いツールとなっています。
10/26(月)からの練習では、子どもたちの投票(ロイロノートのアンケート機能)によって決まった新曲の発表があり、さっそく踊りの練習をしました。

   

5年生と6年生とがペアになり、それぞれが持っているタブレットを見ながら、どういう振りなのかを子どもたち自身が分析していく活動をしています。

ロイロノートの中に資料箱という共有できる場所があります。そこに演舞の動画を入れておき、子どもたちは自分のタブレットにダウンロードして視聴します。子どもたちは、リピートして何度も観たり、再生速度を変えて分析したりするなど、あっという間に機能を使いこなしています。

実際の合同でのペア練習は20分ほどでしたが、驚くほど新曲が踊れるようになっていました。先生が全体に教えるより、はるかに早く習得していました。

「この振りはどうやって体をうごかせばいいんだ?」「ここは右手が上かな」「この決めポーズ合ってる?」

という、自分たちでの教え合いが始まっていました。

   

総勢70名の35ペアで、35台のタブレットがフル稼働です。
これも新しい「鉄~KUROGANE~」のカタチです。新しい「子どもたちの勢い」を感じる今日この頃です。