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小学校算数科6年生の授業実践「思考力」・「チャレンジ力」

6年算数では現在、「拡大図と縮図」に取り組んでいます。この単元では、基本となる形と相似の関係となる拡大図と縮図の作図の方法や、相似の関係の特徴について学びます。ところで、算数では「相似」という言葉は使わずに、「同じ形に見える図形」という表し方をします。「同じ形」というと縦の長さが同じで横の長さが異なる長方形同士でも、長方形という点では「同じ形」となるため、「同じ形」は言い方・表し方に注意が必要となります。この学習の前の単元が丁度、「比」になっているのは、「相似」の表現に比を生かす目的も含まれているのだと思います。一方、「合同」は5年生で扱います。算数では合同は、「形も大きさも同じ図形」という表し方をします。すると相似は、「同じ形で大きさが異なる図形」ということになります。また、「相似」という表し方は中学3年で学習することになります。

現在の算数の教科書(東京書籍)では、拡大図と縮図を書く時に、「中心の点」が元となる図形の頂点や辺上、または図形の内部にあります。

この授業では、中心の点が元となる図形の外にある場合の作図にチャレンジをしました。

(四角形の2倍の拡大図)

(児童のノートの様子・①台形)        (児童のノートの様子・②星形)

(児童のノートの様子・③六角形,星形)  (児童のノートの様子・④立体にチャレンジ)

(児童のノートの様子・⑤五角形)        (児童のノートの様子・⑥十字型)

(児童のノートの様子・⑦八角形,星形)   (児童のノートの様子・⑧十角形)

(児童のノートの様子・⑨正方形)      (児童のノートの様子・⑩正八角形)

(児童のノートの様子・⑪星形)        (児童のノートの様子・⑫色々)

この後の授業では、元となる図形を中心に対して反対側に移していく拡大図と縮図の作図にもチャレンジしました。

(児童のノートの様子・⑮複雑な図形)      (児童のノートの様子・⑯三角形)

6年生の児童は、板書と同じ作図を練習してから各自が選んだ図形の拡大図や縮図の作図に取り組みました。作図を続けていくうちに、⑮のように複雑な図形や⑯のような2倍や3倍よりも大きな拡大図に取り組む子たちが出始めました。

今回の作図の体験を通して、作図の習熟度が上がるだけではなく、さらに作図に興味を持ったり、イメージを膨らませたりする子たちが増えてくれたら嬉しいです。