【チャレンジ力・思いやり】3年生宿泊行事「箱根・小田原」

3年生の宿泊行事が、9月27日(金)から1泊2日で実施されました。
3年生にとって初めての宿泊行事。「夏休み前から準備して、楽しみにしていたんだ!」という子どもたちの声を多く聞きました。雨予報が出ていたにもかかわらず、子どもたちのパワーが雨雲を吹き飛ばし、幸運なことに二日間とも傘をささずに活動ができました。初日

は、箱根町立森のふれあい館へ行きました。
東京ドーム約9、5個分もの広大な森の中を自然に関するクイズを解きながら歩くクイズラリーでは、地図と回答用紙を持ち、問題が書かれた場所を探しながらグループで答えを考えます。それぞれが意見を出し合い、相談しながら取り組む姿がありました。
木片の土台にさまざまな種類の木の実などを自由に飾り付ける木の実クラフトでは、想像力を駆使して、動物や昆虫、花など、オリジナルの作品作りに集中できました。

 

 

 

 

 

 

そのあと訪れたビジターセンターでは、ガイドの方と一緒にフィール

ドワークを行いました。「うらが白い葉っぱはヨモギだよ においをかいでごらん」「うわー!この葉っぱもすごくいい匂い!山椒だって」「ガイドさんのおやつのムカゴの実を見つけたよ!」子どもたちは自然を五感でしっかりと感じ取っている様子でした。

二日目は、小田原の神奈川県立生命の星・地球博物館を見学しました。地球を考えるコー

ナーでは、地球ができる過程でできた岩石や隕石などを見たり触ったりし、生命を考えるコーナーでは、さまざまな生物の骨格標本によって進化の歴史を知ることができまし

た。コレクション、テーマごとに項目分けをした大きな本型の展示ケースに標本を展示した実物百貨図鑑(ジャンボブック)は、子どもたちに人気のコーナーでした。それぞれが自分の興味のある分野についてより深めたり、知らない分野に興味を持ったりすることができました。

今回初めてのホテルでの協同生活。ここでは、自分のルールが通用しないこともあります。一人が全員のことを考えて行動する、ということ、そして、自分のことは自分でする、という大切なことを学びました。そして、次の行動に備えて見通しを持って行動することも学びました。

子どもたちの成長が見られた貴重な二日間であったと思います。