月別アーカイブ: 2020年10月

小学校『ラーニングスペース、開設中!』

 昨年度より小学校4年以下で読書の授業、今年度より幼稚園で絵本の時間が始まり、子どもたちの読書活動推進活動を行っています。
 しかし、昨年度末より新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、図書室は入室禁止になっています。本年度の図書室は、自由に開閉できる窓がなく、短時間での換気が難しいためです。このままでは「子どもたちの自由な読書活動の早期再開が難しい」と考え、思い切って図書室を引っ越しすることにしました。
 図書室の引っ越しは、今回のこととは関係なく以前から計画していました。「より開かれた場所」として、「意識しなくても学校の中心に常にある存在」としての学校図書館を目指していたので、引っ越し先やその際のプランなども検討していました。
 そこで、夏休み明けからすぐに動き出しました。場所の確保が終わり、仮の本棚としてカラーボックスを購入してみんなで組み立て、せっせと本を運び込み……。9月17日に多くの人の協力のもと、図書室出張所としての「ラーニングスペース」が開設しました!
 とは言え、運動会までの期間は練習スペースにもなっていたので仮の本棚と蔵書の一部を置いただけの簡易的スペースでした。運動会終了後は本棚やワークスペースなどを増やし、「読書・学び・情報の中心地」となるべく少しずつ進化していくことでしょう。
 桐蔭の子どもたちとともに進化を続けるラーニングスペース、どのようなものになるのか、とても楽しみです。


教室4つ分の広いスペースを使っています。(今はがらんとしていますが……)


休み時間にはたくさんの児童たちが集まります。


ベンチに座ってたり、床に座ったり。


ラーニングスペースで読書の授業もしています。この日は階段に座って読み聞かせを聞きました。


授業でおすすめ本に帯を作りました。みんなの作品で、ラーニングスペースがにぎやかになってきました。

※10月16日(金)に運動会が終わったので、本格的にスペースを作成しています。
 また、ご報告いたします!

 

4年国語「いつも使っている紙は奥深いな…~世界に誇る和紙~」

 シンキングツールを使って、説明文をうまく読み深められるように取り組んでいます。今回は、「対比」について明確化して、文章内容の理解を深めました。

説明文『世界に誇る和紙』
(学習のめあて)
・これまで学習してきたつなぎ言葉(接続語)に注目して、文章の構成に気づけるようにする。
・対比関係を明確にし、筆者の主張の読み取りに生かす。
・筆者の主張を読み取り、要約する。

★使用したシンキングツール・・・ベン図、クラゲチャート、ピラミッドチャート
★目的・・・対比関係の明確化
   

(授業展開)
①文章を読み、形式段落やつなぎ言葉(接続語)、わからない言葉については初読でチェックをします。
②つなぎ言葉(接続語)に注目し、その働きを復習しながら、文章の細部がどのような構成になっているのかに目を向けさせます。
③「いっぽう」から対比の関係を明確にし、「和紙」と「洋紙」が対比されていることを確認し、ベン図を用いて各自「和紙」と「洋紙」の情報の整理をします。
    

④班で情報を持ち寄り、読み取りを深めます。
   

⑤和紙の情報から、自分たちの和紙に対しての考えを持ちます。
⑥発表して、クラスで共有します。

    

⑦和紙と洋紙の情報のどの部分が対比になっているのかを全員で確認します。(対比になっていない情報や、その情報が書かれていることの意味に気づかせる)。
⑧筆者が和紙について伝えたいことがいくつあるのかをまとめます。

(次の展開)新たなシンキングツールを使って深めます。
⑨クラゲチャートを用いて筆者の主張を各自でまとめます。
⑩班で主張を持ち寄り、読み取りを深め、クラスでも共有します。
⑪ピラミッドチャートを用いて要点から自分が考えたことについて掘り下げていきます。

 

4年図工『マイ エンブレム』

文部科学省は、小学校高学年における発達段階の特徴を以下のように説明しています。
『自己肯定感を持ち始める時期であるが、反面、発達の個人差も大きく見られることから、自己に対する肯定的な意識を持てず、劣等感を持ちやすくなる時期でもある。』
 4年生は、自分のことを客観的にとらえられるようになりますが、一方で発達の個人差も顕著になる時期です。本単元では、「自分らしさ」を形で表すと「どのように表現できるのか」を考えながら、エンブレムづくりに取り組みました。子どもたちにとって、「自分らしさを考える」きっかけとなるような授業になってくれたら嬉しいと思い、この制作を取り入れ、実践しました。

まずは、世の中にある様々なエンブレムを鑑賞し、その中で日本の家紋を紹介しました。
はじめは「かっこいい」「かわいい」といった、見た目の感想が聞こえてきました。次に「向かい合っている鳥だ!」「何の葉っぱかな?」など、描かれている形に注目したつぶやきが聞こえてきました。次第に「この家紋は忍者の家だ!」と家柄まで想像する声も聞こえてきて、子どもたちの発想の豊かさを感じました。
ここで家紋のモチーフについて解説し、モチーフにはそれぞれ意味があることを押さえさせました。
「じゃあ、自分のエンブレムをつくるとしたら、どんな形になるかな?」
すると、子どもたちはプリントにそれぞれアイディアを描いていきました。
   
活動中、たくさんのアイディアを考えた子、失敗しながらも試行錯誤の末に自分なりの表現方法を見つけた子、最後まで妥協せずに丁寧につくる子、友だちと相談しながら表現方法を模索する子などの様子がみられました。こんな子どもたちの様子を撮影し、それらをプロジェクターで投影し、みんなで共有しました。図工の授業で学ぶべきことは「作品のつくり方」だけではありません。その根本にある「思考のプロセス」こそ重要なのではと、私は考えています。自分だけの視点で物事を見つめ、自分なりの答えを生み出していく過程を大切にしていきたいと思っています。

 「自分らしさ」を子どもたちは様々な方法で表現していました。その中に「自分でも何を表現したかはわからないけれど、自分らしい形ができた。」と作品を見せてくれた子がいました。「自分らしさ」を抽象的に表現したのです。もしかしたら、「自分らしさ」は、どんな形にしようかと自分で考え、自分で表現を決定していくことで、自然と出てくるものなのかもしれないという話をみんなで共有しました。
    
 
   
エンブレムづくりを終えた子に、本単元で学んだ技術をつかって、自分なりに思いついたものをつくってみようと投げかけてみました。課題をただこなすだけではなく、「他にはどんなものがつくれるかな?」という新たな問いを生み出せる人になってほしいという願いから、基本的にどの単元でもこのような時間を設けています。そんな時間こそ、大切にしていきたい時間であると考えています。
   

 

4年図工『いつもの教室じゃないみたい…~ステンドグラスづくり~』

学校が再開して、コロナ禍の子どもたちのために図工は何ができるのか考えながら子どもたちと過ごしていく中で、子どもたちは教室で過ごす時間が長くなり、友だち関係や学校での時間の過ごし方について悩む子が見受けられました。そんなとき、この教室という空間が少しでも子どもたちにとって、あたたかく過ごしやすい空間になってくれたらいいなと思い、ステンドグラス制作を始めました。

まず導入として、私がスペインのサグラダファミリア教会を観光した際に撮影した写真をみんなで鑑賞しました。子どもたちは建物の形の面白さや高さなどに驚いていました。しかし、ステンドグラスの写真を見せると、子どもたちからで歓声があがりました。ステンドグラス自体も美しいのですが、ステンドグラスに光が差し込み、周辺を彩っている様子は圧巻です。「なぜこの写真をみんなで見たのかわかる?」と問いかけると、「え…?まさかステンドグラスをつくるの…?」といった反応が返ってきました。ステンドグラスをみんなでつくることを伝えると、喜び・驚き・期待・諦め…様々なつぶやきが聞こえてきました。たくさんの反応が返ってきたことが、私には嬉しかったことを伝えました。
   
カッターを使って、黒い画用紙を切り抜いていきます。紙がすれる音やカッターを動かす音が聞こえてきました。教室が自然と静かになっていきました。活動中の様子を撮影し、スクリーンに映し出してみました。子どもたちは一人ひとり真剣に向き合っている様子をみんなで共有し、こういった雰囲気を自分たちでつくれたことを称賛しました。
完成した作品は教室の窓ガラスに飾り、今、教室を彩っています。子どもたちにとって、教室が楽しく過ごしやすい空間だと感じてもらう手助けになっていたら幸いです。

 

運動会練習(幼稚園)「だんだんできるようになってきたよ!グラウンドって、大きいな!」

 今年は、新型コロナウィルス感染症の影響により、運動会は縮小しての開催となりました。例年は、小学校と合同で行っていましたが、今年度は幼稚園だけで開催します。園庭で行っていた練習から、小学校のグラウンドに変わって行うだけでも、子どもたちにとってはワクワクでドキドキです。来週土曜日に本番を控え、みんな頑張っています。

『年中組玉入れ』
 年中組の競技は「ダンシング玉入れ」です。初めは、玉を投げることが楽しいだけの子どもたちでしたが、段々と勝負にこだわるようになりました。
「どうすれば、玉がたくさん入るかな?」「次は10個入れるよ!」
と取り組み方が変わってきました。運動会に向けて、子どもたちなりの目標ができてきたようです。


「たくさん入れるよ~」


「いくつ入ったかな?」


「さあ、かたづけるよ!」

『年長組お遊戯~ぼよよん体操~』
 元気よく踊るためにはどうしたらいいのかをクラスみんなで考えました。
「手をピンと伸ばす!」「足を上げる!」と自分たちで気をつけることを見つけ、かっこよく踊れるように工夫しています。最後に歌いながらフィナーレを迎えるところがポイントです。


(園庭に出る前に保育室で確認します)


(園庭でできるかな)

   
(移動もしっかり!) 


(本番では衣装をつけてがんばります)

『帰りのホームルームで振り返り』
 帰りのホームルームでも、今日やったことを確認します。
「ニコニコで踊っている子がはなまるだよ!」
 帰りのバスの中も、みんなニコニコで帰ります。
   

   

『読書の時間にも…』
 年少組では、運動会で使う「玉入れ」を利用して、みんなに慣れてもらおうと企画しました。2つの絵本を読んで、どちらが自分の好みか玉を使って投票します。かごに入れた玉を最後にみんなで数えました。
 みんなとても楽しそうでした。


(まずは2つのお話を聞きました)


(自分の好きな本の色に入れました)

   
(どちらが多いのかドキドキです)                      

 

運動会練習(小学校)「早く、みなさんに披露したいな!」

 今年の運動会は、新型コロナウィルス感染症感染拡大防止のため、例年よりも縮小のプログラムで平日の平日授業内(午前中)で実施することになりました。9月に入ってから体育の授業時間内を中心に練習を始め、運動会までいよいよあと1週間になりました。みんな、練習に熱が入って、毎日元気よく頑張っています。

『3年 あつまれ!ボールの森』
 新種目です。担任がかごを背負いながら動き回ります。そのかごの中に玉を入れます。子どもたちは、どうしたら玉がたくさん入るのかいろいろと作戦を考えながら取り組んでいます。作戦成功、なるでしょうか!
      

『4年 綱引き』
 ソーシャル・ディスタンスを考えて、小綱で行います。クラスごとに7チームできています。練習では、チームの力と力がぶつかり合い、白熱した勝負が繰り広げられています。お互いに力を出し合って真剣勝負している仲間に感謝しながら一生懸命に取り組んでいます。
   

   

『6年 学年リレー』
 クラスを1チーム6人に分け、リレーを行います。クラス全員が走るので、みんなで声をかけ合って練習しています。各チーム、6人で力を合わせ、最後までバトンをつなぎます。諦めずに最後まで走り切る姿勢を大切に頑張っています。
   

   

『3~6年 桐蔭ソーラン』
 今年で20年目を迎える「桐蔭ソーラン」は、オリジナル曲が2曲になり、3・4年生と5・6年生の2チームでそれぞれ力の入った演舞を行います。3年生にとっては初めてのソーランで、踊るのを楽しみにしていた児童も多く、上級生の人たちの格好良さを目指して頑張っています。
1週間前になり、隊形の確認、踊りの確認の時期になりました。
一人一人がよりよい表現を目指して、一生懸命、楽しく練習しています。「個の踊り」から「集団の演舞」へ、さらなる磨きをかける1週間になりそうです。