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5年算数「あっ、ぴったり重なる!~合同な図形~」

単元『合同な図形』
(ねらい)
・合同な図形(色紙)を敷き詰めることで、綺麗な模様になることを確かめる。
・幾何学的な綺麗さに気づく。
・特徴のない四角形を敷き詰めることができるか、予想をたてた上で実際に取り組む。
・敷き詰めができる理由をみんなで考える。

(流れ)
①ロイロノートのアンケートカードを使用して、見通しを立てさせてから実際にやってみるという活動を行ってみました。初めに、寄木細工の写真を見せ、「どんなところに綺麗さを感じるのか」ということを考えていきました。
   

~子どもたちの意見~
・同じ形がたくさん並んでいる。
・綺麗に整列している。
・三角形や四角形がたくさんある。

②綺麗だと感じる理由を確認したところで、どうして綺麗に敷き詰めることができるのか?

(子どもたちへ質問)

→綺麗な形(直角二等辺三角形、正方形など)だからという意見が出てきました。
その後、アンケートカードを使って、「特徴のない四角形だったらどうなるかな?」と聞いてみました。
③予想はほぼ半々に分かれました。
そして、実際に手を動かしてやってみて、試行錯誤し、できるということに気づくことができました。

(子どもたちの予想)

   

④最後には、どうして「きれいに敷き詰めることができるのか」を考えて、「合同な図形だから同じ長さの辺がある。」「四角形の角の総和は360°だからぴったりひと回りする。」ということに気付いて共有することができました。
   

(まとめ)
ロイロノートでカードを提出したり、アンケート機能を使ったりすることで、自分の考えや予想がはっきりとするので、自発的に授業を受ける児童が増えました。

 

小学校『ラーニングスペース、開設中!』

昨年度より小学校4年以下で読書の授業、今年度より幼稚園で絵本の時間が始まり、子どもたちの読書活動推進活動を行っています。
しかし、昨年度末より新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、図書室は入室禁止になっています。本年度の図書室は、自由に開閉できる窓がなく、短時間での換気が難しいためです。このままでは「子どもたちの自由な読書活動の早期再開が難しい」と考え、思い切って図書室を引っ越しすることにしました。
図書室の引っ越しは、今回のこととは関係なく以前から計画していました。「より開かれた場所」として、「意識しなくても学校の中心に常にある存在」としての学校図書館を目指していたので、引っ越し先やその際のプランなども検討していました。
そこで、夏休み明けからすぐに動き出しました。場所の確保が終わり、仮の本棚としてカラーボックスを購入してみんなで組み立て、せっせと本を運び込み……。9月17日に多くの人の協力のもと、図書室出張所としての「ラーニングスペース」が開設しました!
とは言え、運動会までの期間は練習スペースにもなっていたので仮の本棚と蔵書の一部を置いただけの簡易的スペースでした。運動会終了後は本棚やワークスペースなどを増やし、「読書・学び・情報の中心地」となるべく少しずつ進化していくことでしょう。
桐蔭の子どもたちとともに進化を続けるラーニングスペース、どのようなものになるのか、とても楽しみです。


教室4つ分の広いスペースを使っています。(今はがらんとしていますが……)


休み時間にはたくさんの児童たちが集まります。


ベンチに座ってたり、床に座ったり。


ラーニングスペースで読書の授業もしています。この日は階段に座って読み聞かせを聞きました。


授業でおすすめ本に帯を作りました。みんなの作品で、ラーニングスペースがにぎやかになってきました。

※10月16日(金)に運動会が終わったので、本格的にスペースを作成しています。
また、ご報告いたします!

 

4年国語「いつも使っている紙は奥深いな…~世界に誇る和紙~」

シンキングツールを使って、説明文をうまく読み深められるように取り組んでいます。今回は、「対比」について明確化して、文章内容の理解を深めました。

説明文『世界に誇る和紙』
(学習のめあて)
・これまで学習してきたつなぎ言葉(接続語)に注目して、文章の構成に気づけるようにする。
・対比関係を明確にし、筆者の主張の読み取りに生かす。
・筆者の主張を読み取り、要約する。

★使用したシンキングツール・・・ベン図、クラゲチャート、ピラミッドチャート
★目的・・・対比関係の明確化
   

(授業展開)
①文章を読み、形式段落やつなぎ言葉(接続語)、わからない言葉については初読でチェックをします。
②つなぎ言葉(接続語)に注目し、その働きを復習しながら、文章の細部がどのような構成になっているのかに目を向けさせます。
③「いっぽう」から対比の関係を明確にし、「和紙」と「洋紙」が対比されていることを確認し、ベン図を用いて各自「和紙」と「洋紙」の情報の整理をします。
    

④班で情報を持ち寄り、読み取りを深めます。
   

⑤和紙の情報から、自分たちの和紙に対しての考えを持ちます。
⑥発表して、クラスで共有します。

    

⑦和紙と洋紙の情報のどの部分が対比になっているのかを全員で確認します。(対比になっていない情報や、その情報が書かれていることの意味に気づかせる)。
⑧筆者が和紙について伝えたいことがいくつあるのかをまとめます。

(次の展開)新たなシンキングツールを使って深めます。
⑨クラゲチャートを用いて筆者の主張を各自でまとめます。
⑩班で主張を持ち寄り、読み取りを深め、クラスでも共有します。
⑪ピラミッドチャートを用いて要点から自分が考えたことについて掘り下げていきます。

 

4年図工『マイ エンブレム』

文部科学省は、小学校高学年における発達段階の特徴を以下のように説明しています。
『自己肯定感を持ち始める時期であるが、反面、発達の個人差も大きく見られることから、自己に対する肯定的な意識を持てず、劣等感を持ちやすくなる時期でもある。』
4年生は、自分のことを客観的にとらえられるようになりますが、一方で発達の個人差も顕著になる時期です。本単元では、「自分らしさ」を形で表すと「どのように表現できるのか」を考えながら、エンブレムづくりに取り組みました。子どもたちにとって、「自分らしさを考える」きっかけとなるような授業になってくれたら嬉しいと思い、この制作を取り入れ、実践しました。

まずは、世の中にある様々なエンブレムを鑑賞し、その中で日本の家紋を紹介しました。
はじめは「かっこいい」「かわいい」といった、見た目の感想が聞こえてきました。次に「向かい合っている鳥だ!」「何の葉っぱかな?」など、描かれている形に注目したつぶやきが聞こえてきました。次第に「この家紋は忍者の家だ!」と家柄まで想像する声も聞こえてきて、子どもたちの発想の豊かさを感じました。
ここで家紋のモチーフについて解説し、モチーフにはそれぞれ意味があることを押さえさせました。
「じゃあ、自分のエンブレムをつくるとしたら、どんな形になるかな?」
すると、子どもたちはプリントにそれぞれアイディアを描いていきました。
   
活動中、たくさんのアイディアを考えた子、失敗しながらも試行錯誤の末に自分なりの表現方法を見つけた子、最後まで妥協せずに丁寧につくる子、友だちと相談しながら表現方法を模索する子などの様子がみられました。こんな子どもたちの様子を撮影し、それらをプロジェクターで投影し、みんなで共有しました。図工の授業で学ぶべきことは「作品のつくり方」だけではありません。その根本にある「思考のプロセス」こそ重要なのではと、私は考えています。自分だけの視点で物事を見つめ、自分なりの答えを生み出していく過程を大切にしていきたいと思っています。

 「自分らしさ」を子どもたちは様々な方法で表現していました。その中に「自分でも何を表現したかはわからないけれど、自分らしい形ができた。」と作品を見せてくれた子がいました。「自分らしさ」を抽象的に表現したのです。もしかしたら、「自分らしさ」は、どんな形にしようかと自分で考え、自分で表現を決定していくことで、自然と出てくるものなのかもしれないという話をみんなで共有しました。
    

   
エンブレムづくりを終えた子に、本単元で学んだ技術をつかって、自分なりに思いついたものをつくってみようと投げかけてみました。課題をただこなすだけではなく、「他にはどんなものがつくれるかな?」という新たな問いを生み出せる人になってほしいという願いから、基本的にどの単元でもこのような時間を設けています。そんな時間こそ、大切にしていきたい時間であると考えています。
   

 

4年図工『いつもの教室じゃないみたい…~ステンドグラスづくり~』

学校が再開して、コロナ禍の子どもたちのために図工は何ができるのか考えながら子どもたちと過ごしていく中で、子どもたちは教室で過ごす時間が長くなり、友だち関係や学校での時間の過ごし方について悩む子が見受けられました。そんなとき、この教室という空間が少しでも子どもたちにとって、あたたかく過ごしやすい空間になってくれたらいいなと思い、ステンドグラス制作を始めました。

まず導入として、私がスペインのサグラダファミリア教会を観光した際に撮影した写真をみんなで鑑賞しました。子どもたちは建物の形の面白さや高さなどに驚いていました。しかし、ステンドグラスの写真を見せると、子どもたちからで歓声があがりました。ステンドグラス自体も美しいのですが、ステンドグラスに光が差し込み、周辺を彩っている様子は圧巻です。「なぜこの写真をみんなで見たのかわかる?」と問いかけると、「え…?まさかステンドグラスをつくるの…?」といった反応が返ってきました。ステンドグラスをみんなでつくることを伝えると、喜び・驚き・期待・諦め…様々なつぶやきが聞こえてきました。たくさんの反応が返ってきたことが、私には嬉しかったことを伝えました。
   
カッターを使って、黒い画用紙を切り抜いていきます。紙がすれる音やカッターを動かす音が聞こえてきました。教室が自然と静かになっていきました。活動中の様子を撮影し、スクリーンに映し出してみました。子どもたちは一人ひとり真剣に向き合っている様子をみんなで共有し、こういった雰囲気を自分たちでつくれたことを称賛しました。
完成した作品は教室の窓ガラスに飾り、今、教室を彩っています。子どもたちにとって、教室が楽しく過ごしやすい空間だと感じてもらう手助けになっていたら幸いです。

 

運動会練習(幼稚園)「だんだんできるようになってきたよ!グラウンドって、大きいな!」

今年は、新型コロナウィルス感染症の影響により、運動会は縮小しての開催となりました。例年は、小学校と合同で行っていましたが、今年度は幼稚園だけで開催します。園庭で行っていた練習から、小学校のグラウンドに変わって行うだけでも、子どもたちにとってはワクワクでドキドキです。来週土曜日に本番を控え、みんな頑張っています。

『年中組玉入れ』
年中組の競技は「ダンシング玉入れ」です。初めは、玉を投げることが楽しいだけの子どもたちでしたが、段々と勝負にこだわるようになりました。
「どうすれば、玉がたくさん入るかな?」「次は10個入れるよ!」
と取り組み方が変わってきました。運動会に向けて、子どもたちなりの目標ができてきたようです。


「たくさん入れるよ~」


「いくつ入ったかな?」


「さあ、かたづけるよ!」

『年長組お遊戯~ぼよよん体操~』
元気よく踊るためにはどうしたらいいのかをクラスみんなで考えました。
「手をピンと伸ばす!」「足を上げる!」と自分たちで気をつけることを見つけ、かっこよく踊れるように工夫しています。最後に歌いながらフィナーレを迎えるところがポイントです。


(園庭に出る前に保育室で確認します)


(園庭でできるかな)

   
(移動もしっかり!)


(本番では衣装をつけてがんばります)

『帰りのホームルームで振り返り』
帰りのホームルームでも、今日やったことを確認します。
「ニコニコで踊っている子がはなまるだよ!」
帰りのバスの中も、みんなニコニコで帰ります。
   

   

『読書の時間にも…』
年少組では、運動会で使う「玉入れ」を利用して、みんなに慣れてもらおうと企画しました。2つの絵本を読んで、どちらが自分の好みか玉を使って投票します。かごに入れた玉を最後にみんなで数えました。
みんなとても楽しそうでした。


(まずは2つのお話を聞きました)


(自分の好きな本の色に入れました)

   
(どちらが多いのかドキドキです)

 

運動会練習(小学校)「早く、みなさんに披露したいな!」

今年の運動会は、新型コロナウィルス感染症感染拡大防止のため、例年よりも縮小のプログラムで平日の平日授業内(午前中)で実施することになりました。9月に入ってから体育の授業時間内を中心に練習を始め、運動会までいよいよあと1週間になりました。みんな、練習に熱が入って、毎日元気よく頑張っています。

『3年 あつまれ!ボールの森』
新種目です。担任がかごを背負いながら動き回ります。そのかごの中に玉を入れます。子どもたちは、どうしたら玉がたくさん入るのかいろいろと作戦を考えながら取り組んでいます。作戦成功、なるでしょうか!
      

『4年 綱引き』
ソーシャル・ディスタンスを考えて、小綱で行います。クラスごとに7チームできています。練習では、チームの力と力がぶつかり合い、白熱した勝負が繰り広げられています。お互いに力を出し合って真剣勝負している仲間に感謝しながら一生懸命に取り組んでいます。
   

   

『6年 学年リレー』
クラスを1チーム6人に分け、リレーを行います。クラス全員が走るので、みんなで声をかけ合って練習しています。各チーム、6人で力を合わせ、最後までバトンをつなぎます。諦めずに最後まで走り切る姿勢を大切に頑張っています。
   

   

『3~6年 桐蔭ソーラン』
今年で20年目を迎える「桐蔭ソーラン」は、オリジナル曲が2曲になり、3・4年生と5・6年生の2チームでそれぞれ力の入った演舞を行います。3年生にとっては初めてのソーランで、踊るのを楽しみにしていた児童も多く、上級生の人たちの格好良さを目指して頑張っています。
1週間前になり、隊形の確認、踊りの確認の時期になりました。
一人一人がよりよい表現を目指して、一生懸命、楽しく練習しています。「個の踊り」から「集団の演舞」へ、さらなる磨きをかける1週間になりそうです。
   

   

 

小学校2年 「これができるよ!」シンキングツールを使って!個人の目標決め

本校は、今年度より全学年で本格的にシンキングツールを導入しました。
今回は、2年生の「個人の目標決め」にシンキングツールを使った実践例を紹介します。
まず、子どもたち一人一人が自分の得意であったり、うまくできたりする部分を考えます。それを基に、みんなで共有してお互いに励まし合います。子どもたちの前向きに向かう声を大切にして、指導しています。

2年生は、これまでに「2年生になってから『できるようになった』こと,『変わった』こと」について考える時間を作ってきました。2年生になってからの3か月を振り返り、自宅学習期間を過ごして「自分でできるようになったこと」や「自分で変わることができたこと」を思い出し、考えて、できるだけ多くのことを書きました。
その結果、
「今までより給食をいっぱい食べられるようになった。」
「小さい字の本も読めるようになった。」
「キックボードに乗れるようになった。」
「二重跳びができるようになった。」
「イラストが上手にかけるようになった。」
「一輪車に乗ることができるようになった。」
「料理のレパートリーが増えた。」
「包丁を上手に使うことができるようになった。」
などなど、それぞれの子が自宅でどのように過ごしていたかを知ることができました。
今回はその流れを受けて、「今後の自分の目標」について考えました。子どもたち自身が思いつくままに、「今後の目標」について挙げていったところ、目標の内容によっていくつか大きなグループに分類ができることに気がつきました。そこで、シンキングツールの「イメージマップ」を使うことになりました。
   

   

子どもたちは自分の目標を友だちと比べたり、分類したりしながらマップを完成させていきました。中には、「英検にチャレンジ」という目標を、「勉強」のグループに入れるか、「趣味」のグループに入れるか迷った末、両方のグループに線をつないでいた子もいました。その子にとって英検は勉強でも趣味でもあったようです。これは今後のシンキングツールの「ベン図」につながる考え方かもしれません。
このように、シンキングツールを使うと、子どもたちが自分の考えたことをまとめたり、自分の考えを発表したり、友だちにも見やすくなったりします。

今回は「イメージマップ」を使用しましたが、次回は「ベン図」を使用する予定です。
今後、シンキングツールを適時取り入れていき、子どもたちがシンキングツールを有効に活用できるように取り組んでいきます。

 

4年英語「うまく伝わった!~ミッションは、道案内~」

小学校の英語学習では、低学年では体を動かしたり、歌ったりして、楽しく活動することから始まります。学年が上がるにつれて、スペリングの勉強をしてインプットしたり、ネイティブ教員とコミュニケーションをとってアウトプットしたりする機会が増えます。
今回の授業は、活動のミッションが与えられて、みんな大賑わいです。

『4th grade English クラスで英語ミッション!~道案内をする~ 』
★ミッション:
①あなたは「ショッピングセンター」にやってきました。インフォメーションセンター で、英語で店の場所を聞いてください。
②あなたは「ショッピングセンター」のインフォメーションセンターで働いています。 案内図を示しながら、英語でお店の道案内をしましょう!

①と②の役を交替で行います。 今までは Group A/B での実施だったため、半数の児童で1時間ずつ2回で行いました。今回はクラス単位で行い、残り半分のグループの児童と他学年担当の英語教員と学年教員も交えて、多くの機会を設けました。本時がまとめとなるため、振り返りカードに記入して自分とクラスメートの振り返りをします。

(ミッションカードを友だち同士で確認し合います)
      

      

★コロナ対策として
①マスク全員着用、教室窓とドアを半開放
②対面時間を短く⇒1ペアのやり取りは 40 秒程度、それを繰り返す。
③机とイスは自分のものを使用する。
④ミッションカードはラミネート加工、使用後は消毒を実施

★使用する教材:
①ラミネート加工のミッションカードでの会話は英語テキスト部分(水色字で表示)を発展させた形にしてあります。参加した先生方(担任の先生など)にもこの会話を積極的に再現してもらいます。
Staff   : Can I help you? / Next, please. / Hello. どれか
Customer : Excuse me. Where’s …………………?
Staff   : It’s next to …………….
Customer : I see. / A-ha. / OK. / I got it. どれか
Staff   : It’s across from …………….
Customer : I see. / A-ha. / OK. / I got it. どれか
Staff   : It’s between ……………and …………….
Customer : I see. / A-ha. / OK. / I got it. どれか Thanks for your help.
Staff   : You’re welcome. Enjoy shopping. See you.
②振り返りカード 授業の終わりに記入します。 自分のできたことをチェックし、印象的だった人のことも理由付きで書きます。後日皆で共有します。
⇒自分ができたこと(5 段階で自己評価)
①英語を使ってお店の場所を聞くことができた。
②英語を使ってお店の場所を教えることができた。
③英語を話す時は、相手が聞こえるようにはっきりと言えた。
④英語を話す時は、相手が分かるようにジェスチャーも入れた。
⑤今日の活動をしっかりと行い、楽しむことができた。
⑥印象的だった児童はいましたか?その人の名前と理由を教えてください。

★流れ:
アクティブラーニングの活動として、「個→協働→個」になるように構成しました。
授業前に座席を動かし、机をペアで向かい合わせにする。案内所になるように、ペアごとに間隔を取る。(英語で指示を出します)
①導入・発問:ミッションカード配付・振り返りカード説明 5mins
②個人思考:児童一人で練習タイム(読めない英語を先生に聞く)3mins
③協働ⅰ:ネイティブ教員と一緒にみんなでチェック 3mins
④協働ⅱ:グループ A がお客役、グループ B が案内役でスタート(先生もお客役)7mins
グループ B がお客役、グループ A が案内役でスタート(先生もお客役)7mins
⑤協働ⅲ:(時間あれば)好きな役割を選んで、再スタート 7mins
⑥まとめ:席に戻り、振り返りカードの記入と提出 8 mins

(ネイティブの先生に話します)
   

(うまくいかないときには、日本人の先生が助けてくれます)
   

(最後に振り返りカードを書きます)

 

3年ホームルーム「みんなに知ってもらいたい!~1分間スピーチ~」(小学校)

3年生以上は、朝の会で1分間スピーチに取り組んでいます。
朝の会は日直(児童)が進め、連絡内容がすべて終わったら、1分間スピーチを行います。アクティブラーニングの基礎トレーニング活動として、子どもたちは「1分間スピーチ」を楽しみながら、毎日続けています。
現在、3年生の1分間スピーチのテーマは、「クラスのみんなに伝えたいこと」です。
「クラスのみんなにどんなことを伝えると喜んでくれるのだろう?」
「でも、ただ話すだけだと受け取ってくれるかどうかわからないな。」
この試行錯誤が、子どもたちの「思考力」を育みます。

①日直さんは、スピーチで画像を使いたい場合には、前日までに「ロイロノート」でデータを提出します。スクリーンに映し出すと、発表の手助けになります。事前に写真や資料を提出した子も、前日になって、データをより分かりやすい形に改良して再び提出してくることもあります。
   

②聞く方も、もちろん大切です。発表者の方を向いて、どんなことを伝えたいのかを聞き取る力です。相手が発表しやすいような雰囲気をつくります。「思いやり」の心を育む瞬間でもあります。
発表が終わった後、1分間スピーチ感想用紙に感想を書きます。
   

③発表の感想を、用紙に書いて相手に伝えます。
「発表を聞いてどう感じたのかな。」「どんなことを伝えると相手の子に上手く伝わるかな。」
そんな気持ちがにじみ出る手紙のように書く子もいます。
   

④最後に、発表者に感想用紙を渡します。
感想用紙を受け取った発表者は、「周りからはこう見えたのか。」「次はこういう風にして、みんなに伝えよう!」と「メタ認知力」が高まります。

このように、1分間スピーチは、「今日一日を前向きに頑張っていこう」と、日直が朝の会で毎日発表しています。お互いを知り合うことばかりでなく、一人一人の発表を楽しみにして、質問が出たり、子どもたちのその日の話題になったりします。これからも、「子どもたちの成長」の取り組みの一つとして続けていきたいと思います。