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1 2026年7月24日 【チャレンジ力・思いやり】5年・【チャレンジ力・思いやり・エージェンシー】6年 春の遠足②
2 2026年7月17日 【思いやり・思考力】2年【思いやり・チャレンジ】3年 春の遠足① 
3 2026年6月26日 【チャレンジ・思いやり】 5年生 田植え
4 2026年6月22日 【エージェンシー】運動会
5 2026年5月22日 【創造力・思いやり・エージェンシー】 2026 学校探検
 
 

【チャレンジ力・思いやり】5年・【チャレンジ力・思いやり・エージェンシー】6年 春の遠足②

5年生は、前回の「田植え」に引き続き、キーコンピテンシーの「チャレンジ力・思いやり」の育成を目指し、袖ヶ浦海岸にて、地引網・魚捌きの体験をしてきました。児童の主体性と社会性を育む貴重な実践の機会である遠足は、未知の感覚や大変な作業に対して前向きに挑戦し、最後までやり遂げるチャレンジ力、環境の中で互いに声を掛け合い、助け合いながら、学年全体で一つの作業をやり遂げる力こそ、協働性を育み思いやりの心の育成につながる大切なカリキュラムとなっています。事前学習では、社会では漁業について、科学では魚の生態について、道徳では漁師さんという仕事(キャリア教育)について、様々な教科の視点から幅広く漁業について漁師という仕事について学びました。また、同時進行で「漁業・魚捌き(・田植え)」のいずれかを自分でテーマ設定し、現在進行形でミニ探究も行いました。

道徳では動画「サンマを追って1000キロ~北海道・根室の漁師たち」を見た後、「働くことについて本当に大切なことは?サラリーマンと漁師の会話より」を読み、働くことについてのそれぞれの価値観について、ロイロノートにまとめ、意見交流しました。

朝学習の一環として進めている「ミニ探究」では、課題の設定→情報収集→整理・分析→考察・結論→新たな課題の設定の流れで取り組んでおり、今回の遠足は現地で情報収集ができる機会になることを期待していました。授業やミニ探究で、学んだことや調べたことは本やインターネットからのみ見える写真であったからか、子どもたちからも「実際にやってみたい!」、「近くで見てみたい!」といった声がありました。

子供たちが「探究の時間」に調べた問いと情報(ロイロノートより)

いよいよ遠足当日。前日までの悪天候から心配されていましたが、清々しいほどに晴れました。現地に到着し、すぐに地引網体験を行いましたが、釣果は小さいイカさんが一匹としらすが手のひらに乗るほどの量でした。それらを見た子どもたちは、「釣れないこともあるよね」、「こういうこともあるのに、それを仕事にしているのか、大変だな」と言った、声が聞こえました。事前学習やミニ探究で、漁業におけるバックボーンを知識として持っていることもあってか、子どもたちなりの思慮が感じられました。

次の魚捌き体験ではサバを捌きました。何回か捌いたことがある子もいれば、初めて捌く子もいました。「目がこわい…」、「ぬるぬるしている」、「包丁がうまく使えない」と言った不安そうな声もあれば、「包丁はこうやって持つんだよ」、「骨を見たらいいんだよ」などサポートする声もあり、思いやりを感じる場面が見られました。2つの体験は、子どもたちが「想像」と「リアル」を紡ぐことができた1日となりました。

子どもたちの日記の一部を紹介します。
「初めての地引網体験」
僕たちは、地引き網をしました。二宮駅に着いたとき、「ここで魚が取れるのか…」と思いました。約500mほど歩いて、海に着いた。その時、心がおどるくらいワクワクしました。
地引網の準備ができ、「さあ引っ張るぞ!」と思いました。みんなで、ありの大群のようにゾロゾロと歩いて引っ張った時は興奮が止まりませんでした。
引き上げた魚の結果は…?『ほぼ0』でした。釣れたのはイカ1匹と生しらす5匹くらい。意識が飛んでいきそうなほどショックを受けました。漁師さんもこんなにとれないことはないと驚かれていました。こんなに晴れているのに。みんなで一生懸命綱を引いたのに。前日までに続いた雨模様で魚が逃げて行ったのかもしれない。でも自然の力は偉大で、小さな変化にも敏感で繊細なものなんだとも思いました。

今回の遠足について「自分デザインノート」の振り返りには、あんなに頑張って皆で重い地引網を引いたのに何の報酬もなかったことの残念な思いと漁師という仕事の大変さを改めて実感することができ、良い体験ができたと感じた言葉が多く見受けられました。友達と声を掛け合いながら地引網を引いたこと、ともに残念な気持ちを共有しつつお互いの頑張りを称えあえたこと(他者への感謝・思いやり)や不慣れな魚さばきも最初はやり方がわからなかったり生の魚を扱ったりすることが怖かったけれど、やってみたら楽しかったというチャレンジ力(自己改革)のプロセスを全体の場で共有することができました。

学習の成果としては、前回の泥まみれになって実際に代掻きや田植えをする経験から子供たちに「やればできる」という「挑戦」することへの自信から、期待通り思い通りの結果に至らなくても、冷静に原因を追究し思いを共有できるという更に新たなステップを踏むことができました。
またミニ探究でのやりとりを共有しながら深めることによって、疑問を追究し学び、実際に体験することのことの大切さ、社会の仕事に対する意識、「日常の思いやり」への昇華として、今回の体験で芽生えた「チャレンジ力」と「思いやり」を、日々の教科学習からどのように接続的に結び付けていくか、実生活に結び付き、児童が将来の見通しをもってカリキュラムマネジメントに取り組めるよう、今後も生かしていきたいと思います。

6/19(金)に6年生の遠足が行われました。
6年生の遠足は、自分たちで鎌倉市内を巡る行程を考えるものなので、事前準備がとて
も大切になります。単なる観光をするのではなく、遠足の行程に自分たちでテーマ設定
をすること。テーマに沿った見学地の選定と、見学地についての事前調べ。これらのこ
とをしていきました。
子どもたちのテーマ設定と見学地選定の例としては、
テーマ:「鎌倉御朱印めぐり」
見学地:浄妙寺、寿福寺、円覚寺、建長寺
という班がありました。古い街並みや歴史など、様々なテーマに沿った見学地が選ばれ
ていました。
鎌倉の地図を見ながら見学をしたい場所だけを選べばよいのではなく、自分たちで巡っ
ていくことから、「見学をした場所から次の見学場所までのルートと所用時間」,「必要
な金額」などについて調べ深めました。その上で見学班のメンバーで相談をして、「計
画が実現可能かどうか」などについて話し合い、できるだけ多くの人のアイデアが反映
されるように当日の行程を決定していきました。

「まず、チェックポイントを確実に通過しようね。」
この遠足は、鎌倉駅まで自分たちで集まるところからスタートします。最寄り駅が近い
人たちで組んだ集合班で、「待ち合わせの場所」,「待ち合わせの時刻」,「自分たちが乗
る電車」などを相談して決めました。ここが最初の難関でしたが、どのグループも途中
駅(横浜駅・藤沢駅)でのチェックポイントを時間内に通過し、鎌倉駅に集合すること
ができました。

「建長寺」,「鎌倉大仏」,「長谷寺」,「円覚寺」,「源頼朝の墓」,「銭洗い弁財天」,「小町通り」,「由比ガ浜」など、見学班の目的地は多岐にわたります。

「行程表より少し時間が押しているよ!」

「どうしよう?目的地を変更しようか?」

この日の鎌倉はとても多くの観光客が訪れていて人出が多いため、電車やバスでの移動も計画したようにいきません。

なんとか午前中の見学が終了し、長谷駅近くにある「味亭」で昼食を取りました。クラスごとに高徳院の大仏の前でクラス集合写真を撮ってから午後の活動開始です。「午後も少しずつ時間が押し気味だね。」

「ここをカットすれば時間内に収まりそうだよ。」

「江ノ電が混んでいて乗るのに時間がかかりそうだから、バスでの移動にしたらどうかな?」

現地では想定外のことも起こります。見学班のメンバーで知恵を出し合って、時間に間に合うように計画を変更していき、午後の活動が行われていきました。遠足の再集合場所である鎌倉駅にほぼ時間通りにみんなが無事に戻って来られました。

「今日は気温が高くて喉も乾いたけれど、ほぼ行程表通りに鎌倉を回ることができて満足だったよ。」

「行程表がとても役に立ったね。でも、時間読みが少し甘いところがあったからそこは反省点だね。」

自分たちで計画した遠足だからこそ、より思い出深いものになったと、多くの子どもたちからの声がありました。

事後学習では、Yチャートで項目ごとに反省点をまとめて、文章にし、その内容をまとめたポスターを1人1人が作りました。自分たちが2月に行う京都修学旅行に向けての反省とともに、次の6年生に向けて、よりよい遠足にできる参考資料になったらと考え、作成をしていきました。

京都修学旅行はさらに思い出に残り、深く学べるものになるように、支援して参ります。

 

 

【思いやり・思考力】2年【思いやり・チャレンジ】3年 春の遠足① 

5月15日(金)に、2年生は1年生の時につづき「こどもの国」へ行きました。昨年は生活班ごとに「シールラリー」に挑戦しましたが今年はさらに「お金をつかうこと」の要素が加わります。

事前学習の段階で、子どもたちはマップと資料を見ながら、どの順番でルートをまわり、どこでお金を使うのかを計画しました。

今後、学年があがった時の遠足や宿泊行事でも、決められたエリアと時間の中で自分たちの行動を決めていく機会がありますので、それにつながる一歩となります。(6年生は遠足で鎌倉班別行動、修学旅行で京都班別行動が設定されています。)また、お金をつかうことは3年生から始まる桐蔭まつりのクラス企画での予算管理にもつながる活動です。

クラス替えから約1ヶ月の遠足なので、事前学習の場面ではお互いに様子を探り合いながらの場面もみられましたが、新しい仲間との関係を深めていく時間となりました。

いざ当日、スタート地点から広大なこどもの国へと冒険に出た子どもたちは、事前に考えた「みんなが楽しく過ごすために大切なこと」を意識しながら行動をすることができていました。移動をしていく中で、疲れて遅れてしまう子がいた時も励ますことができたり、予定が時間内に消化できそうになくなってきたときも「次はどうする?」と臨機応変な判断ができる班がありました。

また、この日は5月の絶好の遠足日和ということで数多くの団体が来園していましたが、公共の場での行動意識についても、順番を守ったり、お金を使うポイントでのスタッフの方への言葉遣いや声の大きさなどを考えながら行動することができていました。

教員はチェックポイントに散らばって対応をしていますので、その近辺での子どもの様子は見ることができますが、教員から離れた場所での行動も各班、思いやりをもちながら行動することができていたようです。

午前中の冒険が終わった後は、楽しみにしていた昼食、そして午後のアスレチックで身体を動かす時間と続いていきました。

こどもの国からスクールバスがつく江田駅まで30分程度の短い時間の帰り道ですが、あっという間に熟睡する子もいるほど、充実した1日となりました。

今回での遠足がまずはこの1年間、そして続く小学校生活に活きるようサポートしてまいります。

<日記「先生あのね。」より>

赤丸部分

はんちょうだったので、よていどおりになるように時間をきにしていた。たいへんだった。でもはんの人のみんながきょうりょくしてくれた。うれしかった。

3年生は6月29(金)に遠足を実施しました。晴天時は相模原市にある「麻溝公園」へ行く予定でしたが雨天となり、横浜市にある「神奈川県立地球市民かながわプラザ あーすぷらざ」に行ってまいりました。

子どもたちは遠足に向けて、「どんな遠足にしたいか」という自分自身の考えや思いを持つ視点と、遠足を終えたときにみんなが楽しかった、と感じることができるようにするためには、どのような行動をすると良いか・どのような思いやりを持つと良いか、「みんなのために」という視点を軸に考えました。

そしてその上で、活動の中で行動を共にしていく班ごとに話し合いをしながら、みんなで遠足の目標や約束ごとを決めていきました。

あーすぷらざでは、国際平和展示室にて戦争・環境・開発などの地球規模の課題について目を向けたり、こどもの国際理解展示室では乗りものや民族衣装、楽器などに触れて遊びながら、世界の暮らしや文化を体験しました。

また企画展示室のでは写真家の方々がとらえた「昭和のこども」の写真展をまわりました。昭和の生活について思いを馳せたり、写真に写る子どもたちの表情を見てその瞬間を想像するなど、一人ひとりがじっくりと写真を見ながら、心に残った写真について書き留めていきました。

今回の遠足での過ごし方について子どもたち自身が考えていくことで、友だちと協力して活動することがみんなにとって楽しい時間に繋がることや、思いやりをもって関わり合うことで友だちとの関係性が深まることを体感していたように思います。

これからの学校生活の中で、活動を通じて得た思いや考えを大切にしながら過ごしていきたいと思います。

 

【チャレンジ・思いやり】 5年生 田植え

6月2日(火)に5年生が、キーコンピテンシーの「チャレンジ力・思いやり」の育成を目指し、田植えを行いました。本校には実習田があり、この年間を通した米作り体験は、児童の主体性と社会性を育む実践の場として位置づけられています。泥に足を入れることの抵抗感を乗り越え、未知の感覚や大変な作業に対して前向きに挑戦し、最後までやり遂げるチャレンジ力、足元が不安定な環境の中で互いに声を掛け合い、助け合いながら、学年全体で一つの田んぼを作り上げる力こそ、協働性を育み思いやりの心の育成につながる大切なカリキュラムとなっています。

また科学ではお米の発芽と成長について、また社会では本やインターネットを使った調べ学習で、自分が普段食べているお米にはどのような作業が必要なのか、そしてどんな人が関わり、どのような苦労があるのか、使われている機械など、自分で調べてまとめました。

田植え一週間前には代掻き体験を行い、実習田の管理をしてくださっている営繕の方に来ていただき、稲を育てるための田んぼやその作業について、お話を伺うことができました。当日は、これまで経験したことのない泥の感触に、最初は躊躇する児童の姿が多くみられましたが、硬かった土が、トラクターを使い、代かきをおこなっていく中で、苗の育ちやすいやわらかい土に変わっていく様子を肌で感じることができました。5年生全員が営繕の方と一緒に上手にトラクターを操作することができました。

そして、迎えた田植え当日、天候に恵まれ、営繕部の方、保護者の方の準備・お手伝いのご協力もあり、無事に終えることができました。営繕の方のお話を真剣に聞き、食べ物の大切さや農業の苦労に気づき、積極的に手を挙げて質問する姿に感心しました。最初は泥に足を取られて戸惑いつつも、少しずつコツをつかみ、足が抜けなくなるトラブルに見舞われながらも、笑顔で体勢を立て直し、まっすぐ苗を植えられるようになっていく姿がとても印象的でした。翌日は台風が来る予報でしたので、深めに一つ一つ丁寧に植えていきました。実際にやってみなければ分からない経験ができたと思います。台風後も、どの苗もたくましく伸びていく姿に子供たちも安堵したようです。休み時間には田んぼ見学ツアーとして、実習田まで足を運ぶ姿も多々見られ、今後の稲の成長をとても楽しみにしていました。ミニ探究では、田んぼに来る虫や周りの自然に興味を持って調べている子供たちの姿も見られました。この体験を通して、自然や食への感謝の気もちを育んでほしいと思います。

子どもたちの日記の一部を紹介します。

「私たちの田んぼ ~どろまみれの田植え~」
私にとっては初めての田植えでした。イネを植える前には、代かきをしました。田んぼに足を踏み入れると、ありじごくにはまったように足が重かったです。代かきをしてから一週間後に田植えをしました。手作業でやるとイネが立たないときもあったので、大変でした。機械のない昔の人の大変さが味わえました。おいしいお米になってほしいです。

「楽しくて、大変だった田植え」
今回私たちは代かきと田植えをしました。最初は上手にできるか心配でしたが、やってみると、意外と簡単でした。田植えの前には代かきをしました。泥の中に入るのがいやだったけれど、入ってみると気持ちがよかったです。でも、虫に2か所もさされてしまいました。代かきのあとにはいよいよ田植えです。とても植えるのが楽しかったです。代かきの時とは少し感覚が違いました。代かきのときは、「ぐじゃっ」とした感じでしたが、田植えの時は「ねっとり」していました。植え終わったあとには、「大きく育ってほしい」と思いました。田植えが終わった翌々日に友だちと先生と一緒に田んぼを見に行きました。田植えの翌日には台風が来ていたので、倒れていないか心配していましたが、倒れていなくて安心しました。強く元気に育っておいしいお米になってほしいです。

「泥の感触」

学校の実習田で田植えを体験しました。田植えに行く前、お米や田植えについては何も知らなかったので、植えるのをとてもワクワクしていました。

まず、田んぼに入った時、足が思ったより泥にズボっと入ったので驚きました。そして、農家さんたちはこんな大量な苗を植えていることを知って、大変なんだなと思いました。

なので、お米は残さず食べようと思います。

「楽しかった田植え」                                                    今日は学校の実習田で田植えをしました。植えているときにあまり感じなかったけれど、ずっと立っていたところから動こうとすると、まるで足が吸盤にくっついたかのように足が土に張り付きました。農家さんの大変さを初めて実感しました。台風の後に見に行くと、深く植えていたので稲は倒れていませんでした。あんなに強い雨と風にさらされて大丈夫だったので、稲のたくましさに驚きました。時々田んぼに稲を見に行こうと思います。秋までに無事に育ってほしいです。

毎日の振り返りを書いている自分デザインノートには、技術的な成功だけではなく、友達が声をかけてくれたから頑張れた(他者への感謝・思いやり)や最初は怖かったけれど、やってみたら楽しかったというチャレンジ力(自己改革)のプロセスを全体の場で共有することができました。学習の成果としては、泥まみれになって実際に代掻きや田植えをする経験を通して、子供たちに「やればできる」という「挑戦」することへの自信が生まれました。その後の学校生活(委員会活動や行事など)でも新しい役割に挑戦しようという前向きな姿勢にもつながっていくと考えます。また「日常の思いやり」への昇華として、不安定な田んぼの中で培った「相手の立場に立ってサポートする」という意識が教室での班活動や、困っている友達への日常的な声掛けとして定着しつつあることに大きな成長を感じました。今回の体験で芽生えた「チャレンジ力」と「思いやり」を、秋の「稲刈り・収穫」や日々の教科学習へどのように接続的に結び付けていくか、今後のカリキュラムマネジメントに生かしていきたいと思います。

 

【エージェンシー】運動会

春開催3年目となった今年度の運動会も、「子どもたちが中心となり、子どもたちが作り上げる運動会を目指す」というコンセプトのもと実施しました。

最高学年である6年生の有志は、昨年度(5年生)の3月からいち早く実行委員会を立ち上げ、「小学校最後の運動会をどんなものにしたいか」と話し合いを重ねてきました。その中で決まった大きなテーマが「“一心同体”になれるような運動会にしたい!」という方向性です。プレイヤーも観客も全員が一つになれる運動会を目指し、実行委員全員の気持ちがまとまりました。

具体的にやりたいこととして挙がった「全員での入場」や「全校ダンス」などのアイディアをもとに、教員側の意見も取り入れながら4つのプロジェクトを立ち上げました。「開閉会式」「応援」「放送原稿・プログラム」「参加賞」の各プロジェクトでは、5年生の頃から話し合いを引っ張ってきたメンバーがそれぞれ責任者(まとめ役)となり、具体的な準備を進めました。

「開閉会式」プロジェクト

「1〜6年生が一体感を持って楽しく踊れる曲は何か?」「『桐蔭』らしさを出すアレンジや、全員が踊れるようになるための練習計画は?」と、あらゆる可能性を探りました。最終的に「ジャンボリミッキー」をアレンジした「ジャンボリTOIN」を開会式で踊ることに決定。全体練習を重ねることで、全校の一体感を高めていきました。

「応援」プロジェクト

自分たちのチームはもちろん、真剣勝負で戦う相手チームとも“一心同体”になれる運動会を目指し、「エール交換」を行うことにしました。各クラスで「応援団」を結成し、自軍を鼓舞する言葉や相手へのエールを考案。伝えるための練習に一生懸命励みました。

「放送原稿・プログラム」プロジェクト

当日のアナウンス原稿や、保護者向けのプログラム作成を担当しました。体育の先生方に根気強く取材を重ね、競技の方法や見どころをリサーチ。「読む人に競技の魅力が伝わるレイアウト」を試行錯誤した結果、非常に立派なプログラムが完成しました。

「参加賞」プロジェクト

全校児童の思い出に残る参加賞を検討し、桐蔭学園公式キャラクター「キリリン」のイラストが入った運動会仕様の「ハンドタオル」を制作することに決定。デザインを吟味したほか、配る際には「参加賞」チームの想いが一人ひとりに伝わるよう、手紙を添えて渡しました。

こうした事前のプロジェクトとは別に、当日の運営を支える「審判」「用具」「アナウンサー」「得点」「案内」「入場」「1年生サポート」「応援」の8つの係も組織されました。これらには6年生全員が所属し、事前に綿密な打ち合わせを行って仕事内容を把握した上で、予行練習と本番に臨みました。

迎えた本番。各プロジェクトや係を牽引した6年生を中心に、全校児童が“一心同体”となって競技や応援に全力で取り組み、熱い真剣勝負を繰り広げました。

特に最終種目の「騎馬戦」では、プレイヤーである5・6年生だけでなく、全校児童、そして観客席の保護者の皆様も一体となり、会場全体がまさに“一心同体”となる感動的な雰囲気に包まれました。結果は白組の優勝となりましたが、最後はお互いの健闘を称え合う姿が見られました。

※「20番写真」の脚注

「騎馬戦のときに子どもたちが作った応援旗です。運動会テーマである“一心同体”の“同”を“動”に変えて、チームで心を一つにして“動く”ことを大切に競技に取り組みました。」

この運動会を中心となって引っ張ってくれた6年生は、今後に向けて大きな成長につながる経験ができたはずです。この経験を次の活動へとつなげ、さらに飛躍してくれることを期待しています。6年生の「エージェンシー(主体性)」が最大限に発揮された、素晴らしい運動会となりました。

 

【創造力・思いやり・エージェンシー】 2026 学校探検

4月22日に学校探検が行われました。

入学して約3週間、最も身近な存在となる2年生が活動をすすめていきました。2年生は1年生の3学期から準備をしていました。

【1年生3学期】

4月になり新入生を迎えたらどのように接していけるかをシンキングツールを使いながら具体化していきました。数ヶ月前、自分たちがどのように迎えてもらったかを思い出しながら、自分たちがおこないたいことを固めていきます。

【活動の初めに書いたクラゲチャート】

今年度は、最終的には①学校探検当日にはる教室説明ポスター②学校にまつわるクイズ③学校探検に使用する地図の3つの係にわかれ準備をすすめていきました。

【2年生進級後】

2年生進級後はクラス替えもあったので、新しいメンバーで当日の動きに向けた準備を加速させていきます。昨年度中につくった地図をみながら、順路など細かなことを考えていきます。

やはり実際新1年生の姿をみることで、昨年度中は「想定」であったイメージがより具体化していきます。「手をつないであるく」「せかさない」「ただしいことをおしえる」「たのしいはなしをする」「ちゃんとまってあげる」など、当日に向けた心構えができてきました。

【お弁当会】

本番1週間前には顔合わせもかねて当日のペアで一緒にお弁当会を行い、親睦を深めました。最初は緊張もありましたが、たくさんお話をしながら打ち解けることができました。

【当日の様子】

いよいよ待ちに待った本番当日となりました。2年生は朝から何度もペアの子の名前を口に出して間違えないようにしている子がいたりルートの確認をしたりなど準備に余念がありませんでした。

学校探検中は元気いっぱいの1年生を前に体力を使い果たしてしまう2年生もいましたが、事前の準備で意識してきたことを忘れずに、しっかりと2年生としての役目をはたすことができていました。1年生は入学して3週間、担任からもさまざまな学校の説明はきいてきましたが、やはりお兄さんお姉さんとの時間は心に届くようで、より学校の情報を理解する機会となりました。

異学年交流の機会はこれからも様々な場面でありますが、最も身近な隣の学年の仲間はこれからもずっと続いていく関係となります。1・2年生お互いに学びの多かった今回の学校探検を通じて生まれたたくさんの交流がより深まっていけばと考えています。

 

【思いやり・エージェンシー】 他学年との関わり合いを通じて

桐蔭学園小学校では昨年度より1年生から6年生までの全学年の子どもたちがそれぞれ同じくらいの人数ずつ分かれて班を編成し、他学年の子どもたちと交流を図ることで学校内で挨拶や会話をし合える関係性をつくることを目的として「たてわりタイム」を行っています。

1年生は同じチームにどんな上級生がいるのかを知っていくために、2年生から5年生は同じチームの1年生が安心して話そうと思える空間をつくるために、6年生は1年生や2年生以上の学年のメンバーが交流することのできるような企画や空間をつくるために活動する中で、お互いのことを知るきっかけの機会となっています。

今回は2026年度では初めての「たてわりタイム」ということで、第一部では新たに桐蔭学園小学校の仲間となった1年生を全校でお迎えし、第二部では各たてわりチームでの顔合わせをして、6年生の子どもたちが中心となって企画した名前やお互いのことが分かるような活動・アイスブレイクを通して交流しました。6年生の子どもたちと全学年の教員が関わり合ってたてわりチームでの活動していく中で、子どもたちを中心としてキーコンピテンシーを育むことを目指しています。

 

たてわりタイムの当日は6年生と一緒に1年生が体育館へ入場し、2年生以上の子どもたちが歓迎をしました。1年生はドキドキしながらワクワクしながらも、上級生の前に堂々と立つ姿が見られました。6年生の子どもたちから歓迎の言葉が伝えられ、上級生からも歓迎を受けて、1年生は笑顔で嬉しそうに過ごしていました。

2時間目からは6年生による誘導で1年生は各教室へと移動し、それぞれのたてわりチームでの活動となりました。上級生は1年生のことをあたたかく迎え入れて、目線を合わせて優しく声を掛けたり、アイスブレイクをなどの企画を楽しみながら交流をする場面が多く見られました。

たてわりタイムを通じて、これからの学校生活の中で他学年の仲間とどのように関わり合うことができるかを考えたり、関わりを持つ良さに気付き、思いやりを持つことの大切さを感じる時間となりました。

 

 

【思いやり・メタ認知力・エージェンシー】6年 「1年生サポート」

さわやかな晴れた空のもと、新1年生が入学式を迎えました。これから始まる桐蔭学園小学校での生活に胸を高まらせている様子でした。さっそく初めての登校日には、新6年生たちが 1 年生のスクールバスが到着するのを待ち受けていました。わくわくした気持ちの反面、きっと不安な気持ちもあるであろう1年生を明るく笑顔で、6年生たちが歓迎しました。最初の1週間は、毎朝6年生たちがお出迎えをして、朝の準備の仕方を伝えていきました。自然と優しい声になったり、目線を合わせて話しかけたりするなど、どうすれば1年生が安心できるのかそれぞれが工夫と協力をしていました。

給食の場面でも、1年生をサポートしています。いずれ1年生も自分たちで配膳や片付けができるように、4人1組で給食の手伝いをしに行っています。食べる量も食器の受け取り方の上手さも、自分たち6年生とは大きく異なるので、1年生の目線に立ってやっていかなければなりません。これは、6年生としてもとても良い経験になっていると思います。
配膳が終わったら、1年生と一緒に給食を食べ、片付けまでサポートしていきます。6年生の頑張りは、きっと1年生にも届いていると思います。

また、1年生が在校生みんなと顔を合わせる縦割り活動というものがあります。体育館に2~6年生が集まり、1年生が入場してくるのを盛大な拍手で迎えました。1年生はどこか恥ずかしそうに、でもとても嬉しそうに入場してきました。6年生は各クラスで考えた1年生への歓迎の言葉を伝えました。
その後、グループに分かれて1~6年生で交流を深める縦割り活動を行いました。6年生は全員が仲良くなれる企画を考え、どのグループも親交を深めることができました。

子どもたちの書いた振り返りにはやはり、1年生に伝わるように伝えることの難しさや、日常的な関わり方の大切さにふれる内容がいくつも見られました。1年生の成長をサポートしていくことを、6年生が自分たちの成長に繋げていけるようにこれからも支援していきたいと思います。

 

【思いやり・チャレンジ力】4年生上郷宿泊学習

4年生は2月12日(木)・13日(金)に一泊二日で、横浜市栄区にある上郷森の家で宿泊学習を行いました。9月に行った鎌倉での宿泊では「海」をテーマとしたのに対して、今回は「山と森」をテーマにし、初日は三浦半島にある大楠山のハイキングを行い、宿泊地に到着後はダンスを通じたチームビルディング研修、レク係による学年レクリエーションを楽しみました。2日目は宿泊地内の施設で飯盒炊爨でのカレー作りを体験した後に、金沢動物園の見学を行いました。

今回の宿泊では「自分たちのことは自分たちでしっかり行う」「協力」を目標にして、各活動を行いました。1日目のチームビルディング研修プログラムでは、ペアやグループで「協力」して課題に取り組みました。最初は恥ずかしがっていた児童もテンポ良い流れやスタッフの方の場を盛り上げる声掛けもあり、徐々に慣れてきて「自分たちでグループになってダンスを創作する」ことで自己表現することを楽しんでいました。

宿泊場所はホテルではなく研修施設なので、ベッドメイキングも自分たちでやらなければいけません。食事のときにはお水やスープの配膳手伝いもしました。食後も個人で食器を種類ごとに片づけ、ゴミを種類ごとに分別して捨てることもしましたが、普段の給食でも継続して行っていることもあり円滑に行うことができました。9月の宿泊の振り返りを活かしてスケジュールを自分たちで守ることや整理整頓など、声を掛け合って取り組む様子が見受けられました。

夕食後はレクリエーション係の主催でレクを学年全員で行いました。事前にレク係を募集して学校生活の休み時間など限られた時間の中で企画と練習に取り組んできました。レク係は司会進行やゲーム説明を役割分担して盛り上げようと頑張っていました。その熱量に押されて他の児童たちも○×ゲームなどで大いに学年全体で盛り上がり、楽しい時間を過ごしてよい1日を終えました。

2日目は部屋の片付けと荷物出しの後、今回の宿泊行事の最大イベントである飯盒炊爨を行いました。事前にカレーの作り方を調べたり、実際に家で料理に挑戦したりした取り組みを実際に試してみる場となりました。カレー作りは全てを自分たちで行わなければなりません。手分けして作業をする中で自然と「○○やっておくね」「手伝おうか?」「切るのが上手だね」と協力をしたり、相手の良さを認めたりする言葉が聞こえてきました。飯盒炊爨について教えてくださった宿舎の方からも、「協力する姿勢がとても良いですね。」と言っていただけました。宿泊後の振り返りでは、特に飯盒炊爨を通じて、協力の大切さに触れている内容が多く見受けられました。ここで培った自立心と協力する姿勢を活かし、4月から始まる高学年としてのさらなる飛躍を期待しています。

 

【思考力・メタ認知力・エージェンシー】後期総合探究③

前回の教育実践に引き続き、今回は「デジタルの世界-身近なデジタルのなぜ?を解き明かす-」「文字による言葉の力を考える-文学作品を中心に-」「比べてみよう日本と世界-数字や文字から考えてみよう-」の3つのゼミの取り組みについてご紹介いたします。

①「デジタルの世界-身近なデジタルのなぜ?を解き明かす-」ゼミ

本ゼミでは、小学3~6年生までの児童が「自分の興味関心×デジタルの世界」という共通テーマのもと、各自が設定した独自の問いに対して探究活動を行いました。活動の指針として、実社会から問いを見出し、情報を整理・分析して自分なりの解決策を表現することを目指しました。

子どもたちの取り組みは非常に多岐にわたり、それぞれの発達段階や興味に応じた多様な切り口が見られています。3・4年生では、プログラミングの仕組みや歴史、CPU・メモリといったコンピュータの基礎知識を深掘りする子どもたちが目立ちました。一方で5・6年生になると、単なる知識の習得に留まらず、社会課題との掛け合わせが顕著になります。具体的には、AIを医療分野の改善に役立てる提案や、量子コンピュータを活用して教育環境を整え貧困問題を解決しようとする壮大な試みが見られました。

また、生活に密着した視点からの探究も活発に行われました。スマートフォンの長時間利用による健康被害を分析し、逆に健康を増進させるための活用法を模索するグループや、インターネット上の「チート」行為に対する対策と未来を予測する児童など、デジタル社会の光と影を鋭く捉えた探究が進められています。

表現の面でも、「絵が苦手な人が自信を持てるアプリ」の考案や、「VRを用いたボカロライブの再現」など、クリエイティブな発想が随所に光っています。児童たちは「探究学習ポートフォリオシート」を活用しながら、自らの考えを俯瞰的に振り返るプロセスを実践し、デジタルの可能性を自らの手で切り拓こうとする主体的な取り組みの様子が見られています。

 

 

 

 

②「文字による言葉の力を考える-文学作品を中心に-」ゼミ

本ゼミでは、読書を通じて本に親しみ、その魅力や価値を共有しながら、一冊の本を起点とした「探究活動」を展開しました。初回の授業で「読書が好きな人」と問いかけたところ、全員の手が挙がるという非常に意欲的な形でのスタートとなりました。

しかし、単に読書を楽しむだけでは「探究」まで深めることは難しいため、導入として2年生の国語の教科書教材である『お手紙』を題材に選び練習を行いました。「登場人物」「表現の工夫」「お気に入りのポイント」といった共通のテーマで考察・発表を行うことで、いきなりの探究に戸惑いを見せていた児童たちも、次第に「読むべきポイント」を理解し、自身の視点を持てるようになっていきました。その際、教員側も『スイミー』を用いて同様のテーマでモデル発表を行い、活動の具体的なイメージを持てるよう配慮しました。

探究テーマを決定する段階では、まず「この本が好き!」という素直な感情から出発しました。当初はそこからどう問いを立てるか苦慮する様子も見られましたが、他の本との関連性を考えたり、周辺情報を調べたりすることで、各々の探究が深化していきました。

以下、児童が取り組んでいる探究の例です。

想像から科学的考察へ: 物語に登場する「架空の巨大なタコ」の大きさに興味を持った児童が、実際のタコの生態を調べるうちに、比較対象としてクジラの大きさについても調査を広げ、生物学的な視点から考察を深める姿が見られました。

歴史の謎への挑戦: 『坂本龍馬は名探偵!!』という本をきっかけに、幕末の「近江屋事件」について詳細に調べ、当時の関係図や暗殺の実行犯について多角的に分析する児童もいました。

社会問題への接続: 物語の主人公の境遇から「クラスメイトがいなくなったらどう思うか」というアンケートをゼミ内で実施。そこから「いじめ」という社会的なテーマにまで視野を広げ、文部科学省のデータなどを用いて加害者・被害者の心理について深く考察するまでになりました。

最終的には、物語の枠を超えてアンケート分析を行ったり、作品背景を深掘りしたりと、一人ひとりが自ら見つけたテーマに基づいて主体的に活動することができました。

また、異学年間の交流も大きな成果を生みました。5・6年生が下級生に適切なアドバイスを送り、3・4年生がそれを受けて作品をブラッシュアップしていく姿は非常に印象的でした。自分たちの「好きな本」を起点としたことで、最後まで前向きに、かつ粘り強く取り組むことができたと考えております。

③「比べてみよう日本と世界-数字や文字から考えてみよう-」ゼミ

本校は、建学の精神として5つの項目を掲げていますが、その項目の1つに、「自然を愛し、平和を愛する国際人たれ」というものがあります。これからのグローバルな社会を生きていく子どもたちにとっても、大切な資質の1つになっていくと思われましたので、本ゼミを通して、そんな第一歩を踏み出してほしいとの願いも込めて、活動をスタートしました。

まず、「数と英語(外国語)」について、自分の思いつくものを、ウェビングを用いて書き出させ、本テーマへの関心を深めさせました。普段は何気なく使っている言葉や数字について、あらためて見つめることで、探究活動に向けての視点が芽生え、それが今後の各自のテーマを決める上でのヒントになっていたようでした。また、本活動を単なる調べ学習で終わらせないために、調べ学習と探究学習の違いを、ベン図にまとめあげました。そうすることで、これから半年間の活動への見通しを立てることができました。

毎回のゼミ授業前半には、少人数に分けたグループ毎にそれぞれの考えを共有する時間も設けるようにしました。3年生から6年生が集まっての活動ということで、少し不安そうにしていた3年生も、場数を踏むことで上級生からアドバイスを受け、徐々に伝えたいことを上手に話せるようになっていく様子が感じられました。

毎回のゼミ授業後半には、各自で探究活動をすすめました。インターネットを駆使したり、ラーニングスペースに赴き資料を探したりと、それぞれが自分の興味関心から導き出した問いから考えをどんどん深めるとともに、さらなる問いを生み出して探究活動は続いていきました。

使用している言語や文字、数字などの違いを調べていくことで、それぞれの国の成り立ちや歴史への知識を深め、同時に日本について再認識していった子、身近な観点である食事やマナーの違いをきっかけとして、文化的側面や社会背景へと踏み込んでいった子、「人種差別」や「刑罰」の視点から、それぞれの国の考え方の違いから生じる社会構造について、考察を深めている子など、ゼミのテーマの性質上、子どもたちの探究活動は多岐に渡り、豊かな創造力と思考力を発揮して充実した内容となっていて、ゼミの時間ごとに嬉しい驚きと感動をもたらしてくれました。

年明けからは、年度末の発表に向けての準備が始まりました。自分が探究したことを、3・4年生は新聞形式に、5・6年生はポスター形式にまとめています。それと同時に、発表の流れをプロット図にまとめ、発表全体のイメージをつかませるようにしました。

 

【思いやり・チャレンジ力】6年生修学旅行

6年生は、2月4日(水)から6日(金)まで、京都への修学旅行へ行ってきました。この行事に向けて、児童は2週間ほど前から事前学習や行程づくりに取り組み、歴史やマナー、班での役割について考えを深めてきました。

1日目は新横浜から新幹線で京都へ向かい、金閣寺、二条城、平安神宮を見学しました。雲一つない青空のもと、金閣寺がよりいっそう輝いて見えました。実際の建物や空間に触れることで、子どもたちも机上学習だけでは得られない歴史の重みを実感しているようでした。

2日目は、グループごとの自由行動です。事前に自分たちで立てた計画をもとに、伏見稲荷や嵐山、祇園など、思い思いの場所を巡り、時間管理や公共交通機関の利用など、主体的に判断し、行動する力が試されました。事前にオンラインでミーティングを行った、京都文教大学の学生4名も現地でサポートしてくださいました。京都で出会った外国人観光客に英語で話しかける活動にも挑戦し、学校で学んだ英語が実際に通じる喜びを味わいました。

3日目は、銀閣寺、清水寺、三十三間堂を見学し、清水坂でのフリータイムでは班ごとに最後の交流を深めました。体調不良や疲れが見られる友だちを気遣い、声を掛け合う姿や、班行動の中で互いに譲り合う姿などから、思いやりや協力の大切さを改めて学んだ3日間となりました。

【修学旅行を終えての子どもたちのふり返り】

京都といえば歴史的な建物のイメージが強かったが、私は駅に着いた瞬間、八つ橋だらけのポスターを見て「京都に来たんだな」と実感した。印象に残っているのは、京都でしか見ることのできないオオサンショウウオ。生きた化石とも呼ばれるオオサンショウウオは、図鑑から飛び出してきたみたいだった。

また、行動班のメンバーと電車を使わずに50分歩いたことも忘れられない。川のそばや京都らしい街並みを歩き、楽しすぎて疲れを感じなかった。目的地に向かうだけでなく、その過程を楽しむことで、たくさんの未知の経験ができると気づくことができた。中等に上がってまたこういった宿泊行事があれば、今度は全部歩いて回ってみたいと思う。

今回の修学旅行は、歴史を中心に学べた気がしました。金閣寺を作った時のその時代の人々の気持ちや、金閣寺からわかるその時代の特徴や時代の流れをかんじることができました。卒業が近くなる中、こういう貴重な体験ができたことを嬉しく思います。また、お寺や神社でなくても京都の山、川などの自然からも京都の歴史が感じられ、京都の良さをしれました。京都という街は、神奈川とは違う空気を持っていて、京都ならではの言葉や建物、食べ物や自然などがあってとっても楽しかったです。次、京都に行ったら今度は建物の歴史を知って、自分の視野を広げていきたいです。

2月4日〜2月6日まで待ちに待った修学旅行がありました。1日目に行った二条城が印象的です。床がうぐいすのようにキュッキュッと鳴って、とても不思議な感覚でした。

今回の旅行で、みんなで時間配分を考えて計画を立てて協力して行動することが大切だと思いました。2日目の自由行動では、とても混んでいるところがあったので、みんなで声をかけながら協力してまとまって動きました。そのおかげで迷子になったりはしなかったです。

外国人のインタビューではいい人に声をかけられたし、笑顔で話せたのでよかったけれど、

もう少し順序よく、もっとスラスラと話せればもっとよかったと思いました。あと、宿泊場所の「お宿いしちょう」で話を聞くときに話している人に体を向けることができていなかったので、今後は話している人に体を向けようと思います。

小学校生活最後の宿泊イベントは、いい経験だったと思います。今書いたような経験を中学校で活かせるといいです。